ar's Stage Paradise
舞台の上で圧倒的な存在感を放つ彼からも目が離せません♥
ナマでしか味わえない感動を体感しに劇場へGO！
今回は、舞台『スルメが丘は花の匂い』に出演する伊藤あさひさんにインタビュー♡
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2000年1月19日生まれ、東京都出身。2017年、俳優デビュー。翌年はドラマ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』で初主演を務める。主な出演作にNHK連続テレビ小説『エール』、ドラマ『高嶺と花』『正直不動産』『村井の恋』、映画『私がモテてどうすんだ』などがある。昨年『五月雨』で初舞台を踏む。
観ている人に「明日も頑張ろう」と元気を与えられるはず
主演の吉岡里帆さんとは初めて共演させていただきます。第一印象はハツラツとしている方でした。童話の世界に迷い込んだ緑は、そこの住人たちに結構ツッコミを入れるんですけど、そのサバサバした感じがご本人とリンクしているなと、勝手ながら思っています（笑）。
僕が演じるのはスルメが丘にいるトム。周りにいじられる愛されキャラです。マイペースでちょっとクセが強めなところも魅力で、観ているみなさんにも愛してもらえるようなキャラクターに育てていきたいです。
去年初めて舞台を経験したのですが、難しさを感じたのは、台詞を読みながら、その場にあるものを使って空間を自由に動きまわるということ。画角が決まったシーンを撮る映像のお芝居とは別物だなと痛感しました。だからこそやりがいは大きく、今回の作品でも稽古を積んでブラッシュアップしていきたいと思っています！
台本は岩崎う大さんの独特な世界観が詰め込まれていてとても面白かったです。コメディ要素のある部分は間の取り方が難しそうだけど、お笑い芸人であるう大さんが笑いの論理というものを学ばせてくれるらしいです！
この舞台を終える頃には、僕も誰かを笑わせられる人間になっているかもしれません（笑）。もし緑のようにファンタジーの世界に行けるなら、僕はスパイダーマンに憧れます。ちょっと悪さを持ち合わせた、完ぺきなヒーローじゃないところがかっこいい。子供の頃はよくクモを触って想像を膨らませていました。街中に糸を張り巡らせて飛び回ったら気持ちよさそうですよね♥
スルメが丘の物語はファンタジーなんですけど、最後にほろっとするような感動もあります。
自分の幸せを再確認させてくれるので、きっと観ている人に「明日も頑張ろう」と元気を与えられるはず。公演は全国各地を回ります。ぜひいろんな方々に観ていただきたいです！
パルコ・プロデュース2022『スルメが丘は花の匂い』
緑(吉岡里帆)が迷い込んだのは、スルメの匂いに満ちた“スルメが丘”。そこは童話の主人公が生まれる不思議な世界だった。物語の主人公・スルメ姫として生きることを運命づけられた少女クロエ(鞘師里保)や、イカ漁師のトム(伊藤あさひ)ら、ハッピーエンドを求める丘の人々と出会った緑は、ファンタジーに潜む影を感じる。そしてスルメが丘の物語に少しずつ異変が生じていく…。作・演出／岩崎う大(かもめんたる) 出演／吉岡里帆、伊藤あさひ、鞘師里保、ふせえり 他 東京7/22～31より全国各地で公演
Styling:Tokita Shinya
Hair Makeup:Kubota Kengo（aiutare）
Text:Iida Honoka
