『六本木クラス』第二話を徹底考察!
日韓共同プロジェクトで実現! 『梨泰院クラス』のジャパンオリジナル版『六本木クラス』の主演は、竹内涼真さん。絶望の淵に立たされた青年・宮部新が、仲間とともに巨大企業に立ち向かっていく姿を描いていきます。ハラハラする下克上を主軸に、キュンとするラブ要素、さらには青春群像劇のエモさまで兼ね揃えた『六本木クラス』。気になる二話を考察します。
(六本木クラス1話)竹内涼真演じる宮部新の”瞳の演技力”が光る! 『梨泰院クラス』ファンも納得の第一話を考察
“復讐”という人生の目標を見つけた新
服役中に、長屋茂(香川照之)の自叙伝を読み始めた新。父・信二(光石研)の死を軽んじている人間が書いた本を読むなんて…と思ってしまいますが、新はこの自叙伝を通して“自分も飲食店を始める”という夢を手に入れました。
その夢を聞いた楠木優香(新木優子)に、「(長屋への)復讐ってこと?」と問われた新は、心が満たされていくような感覚に。この言葉がきっかけで、漠然としていた夢が確固たる目標へと変わっていきます。暴力やズルをしても、本当の意味での復讐にはならない。新は正々堂々と、長屋に復讐する道を選んだのです。
典型的なヒロイン・優香の小悪魔な魅力とは?
新が長年想いを寄せている優香は、典型的なヒロインですよね。「好きになったらダメって言われてたけど、好きだった」と告白されても、「貧乏な人は、嫌いだよ」といたずらに笑ってみせる。その言葉がきっかけで、新に“お金持ちになる”という夢を持たせるのだから、すごい…。
また、優香は男性からの誘いを待つタイプではありません。清楚系なビジュアルなのに、心は男まさり。なかなか踏み込んでこない新には、「泊まっていく?」と自ら声をかけます。しかも、断られたらあっさり引くのがカッコいい!(「まだお金持ちじゃないから」という断り方も良かった…)3年ぶりにデートできたのなら、「ずべこべ言わずに泊まっていけよ!」と言いたくなる気もしますが、そこはグッと堪える。
逆に、興味のない長屋龍河(早乙女太一)からのアピールは、バッサリと斬っていきます。優香は誰にでもいい顔をするわけではないんですよね。猫のような小悪魔っぷりが、新を翻弄していくことになるのでしょう。
しかし第二話のラストでは、新がオープンさせた居酒屋を、優香が営業停止に追い込む?ような場面がありました…。新に「変わってないね」と言われ、「私は変わったよ」とつぶやいていた優香。新が服役していた間に、きっとさまざまなことがあったのでしょう。大学費用の面倒に加え、就職先のアテンドまでしてくれた長屋のことを、裏切れないのは分かります。でも! 邪魔することはないんじゃないの!? 長屋と新の間で揺れ動く彼女の葛藤は、今後の鍵を握っていきそうです。
ついに、葵が本格登場! 自由奔放でキュートな邪道ヒロイン
第二話では、麻宮葵(平手友梨奈)が本格登場しました! 優香が王道のヒロインなら、葵は邪道ヒロイン。自由奔放で、何をしでかすか分からない。彼女を見ていると、優香の小悪魔っぷりが可愛らしく思えてきます。ただ、葵には目が離せない魅力があるんですよね。
そんな葵に想いを寄せているのが、長屋龍二(鈴鹿央士)です。長屋家の次男で、愛人との間に生まれた彼は、家に居場所がなく寂しい人生を送ってきました。ぽっかりと空いた心の穴を埋めてくれたのが、葵だったのかもしれません。葵のそばにいたら、寂しさを感じる隙さえもないはず。彼女の世話を焼いているうちに、時間が流れていきますもん。
ただ、『梨泰院クラス』どおりならば、葵は新に恋に落ちてしまいます。となると、龍二はどうなってしまうのか…。複雑化してきた恋愛模様からも、目が離せません!
この夏、儚げメイク×マーメイドシルエットがモテる! arが選んだ【旬コーデ3選】