出戻り!マッチングアプリ飯
昔はネガティブなイメージも多かった「マッチングアプリ」ですが、最近では、「私たち、アプリ婚です♡」という声もよく聞くようになりました。
そして何を隠そう、私ライターNも、このマッチングアプリで過去に恋人を作った張本人です!
しかし、ラブラブハッピーな日々も今は遠い昔の話となり、気が付けば28歳、春。
「このままではあっという間に『29歳、春(独身)』になってしまう!」ということで、この度、マッチングアプリに出戻りました!
マッチングアプリの世界には様々な男性が存在し、その男性の数ほどドラマがあります。
どうかこのドラマの最終話が感動のフィナーレとなることを心から願って、実際に私が体験したガチデートの数々をご紹介します。
ハイスペック男子とマッチングに成功♡
今回のマッチング相手は4つ年上のIさん。
以前数回使用した「マッチング後即デートが出来るアプリ」を再び使用し、会社役員をしているというハイスペック男子とデートをすることになりました。
普段私がマッチングする方は基本的に「若干の変人」(変わり者好きの性…)なので、Iさんのようないわゆる「王道ハイスペック男子」とはなかなか出会うことはないのですが、アプリの特質もあってか珍しくマッチングすることになりました。(ちなみにこちらのアプリは他アプリよりもハイスぺ男子との遭遇率がかなり高いです)
写真通りのイケメン!しかしまさかの巨乳専!?
実際に会ったIさんは写真通りのイケメン。
着ている服装や髪型から漂う「イケイケ男子感」に若干の苦手さを感じつつも、普段お会いすることのないタイプの男性と出会えたことにテンションは高まる一方。
アプリ側に指定されたお店に行き、そこでは軽く1時間半ほどお話をしたのち、2軒目にIさんがよく行くというbarに連れて行ってもらうことになりました。
「これはもしかして脈ありかも…?」と期待をしながら乾杯をすると、Iさんから思いもかけない一言が。
「Nさんって結構こういうアプリ使ってるでしょ?俺そういうの分かっちゃんだよね」
特にそんな素振りを見せた覚えはないのですが、なぜかアプリのヘビーユーザーであることがバレ(じゃあなぜ2軒目に誘ったんだ)、仕方なくそこからはお互い気を遣うことをやめ、ぶっちゃけトーク会に変更することに。
するとIさんからはさらに衝撃の一言が。
「Nさんって正直に言うと顔はまあギリ合格なんだけど、おっぱいが足りないんだよね。俺、巨乳しか受け付けないからごめんだけどNさんとは付き合えないし、セックスもできない。代わりに他のイケメン紹介するからNさんも巨乳の友達紹介してくれない?今度合コンしようよ」
まさかのIさんは胸の大きな女性しか愛せない巨乳専だったようで、アプリではそこまで判断できないからこそ、即デートできるこのアプリを活用して好みの女性かどうかを判断していたのです。
「今どきこんな失礼な男の人いるんだ…」とあんぐりしていたのですが、そこはIさんのビジュアルの良さと財力で、今までにもアプリ内で好みの女性と相当数出会ってきたそう。
今回も私のスタイルまでは判断できなかったけど、まあギリギリ合格ラインだろうと見込んでデートを申し込んだとのことでした。(はい残念でした~)
たとえ友人に巨乳の美人がいたとしてもこんな失礼クソ男に紹介するわけもなく、「類は友を呼ぶんでみんなおっぱい大きくないです^^」ときっぱりお断りしました。
ライターNのアプリ飯は(残念ながら)まだまだ続きそうです。
Text:Tanaka Nanami
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