『六本木クラス』第三話を徹底考察!
日韓共同プロジェクトで実現! 『梨泰院クラス』のジャパンオリジナル版『六本木クラス』の主演は、竹内涼真さん。絶望の淵に立たされた青年・宮部新が、仲間とともに巨大企業に立ち向かっていく姿を描いていきます。ハラハラする下克上を主軸に、キュンとするラブ要素、さらには青春群像劇のエモさまで兼ね揃えた『六本木クラス』。気になる三話を考察します。
(2話考察はコチラ)平手友梨奈演じる邪道ヒロイン・麻宮葵が本格登場! 新(竹内涼真)をめぐる優香(新木優子)とのヒロイン対比を比較
Wヒロイン、それぞれの魅力は?
葵(平手友梨奈)が大学生になった第三話では、Wヒロインが直接対決! 葵もかなりの小悪魔キャラですが、優香(新木優子)はそれを凌駕する魔性の女であることが判明しました。それぞれの魅力を、じっくりと紐解いていきます!
まず、優香は見た目が清楚! 『梨泰院クラス』のスアもそうでしたが、一見“魔性の女”感がないんですよね。興味のない男性からのアプローチに、「笑えない冗談やめて」と返せる強さを持っているのに、どうしてこんなに儚げな雰囲気が出せるのか! やはり、優香が魔性だからなのでしょうか…。
一方の葵は、「お前はひとりでも生きていける」と思われる系の強い女。けれど、よく見ると脆さを持っています。龍二(鈴鹿央士)はそれに気付いているから、葵に惹きつけられているのでしょう。
ざっくりと分けると、優香は何を考えているのか分からない“魔性”。葵は何をしでかすか分からない“小悪魔”という感じ。どちらも、読めない部分は似ていますよね。
両者ともに引かないやりとりに、新も困惑…?
『六本木クラス』の面白いところは、新(竹内涼真)をめぐる2人が、どちらも強い女性であることです。一般的なドラマでは、強いヒロインにか弱いヒロインが負かされる…という図になりがち。しかし、葵と優香はどちらも引かないからこそハラハラします。
たとえば、2人が直接対決した時のこと。
葵「2人は、どういう関係ですか? 付き合ってるんですか?」
優香「ううん。ちがうけど、新は私のことが好きなんだよね。もう、10年以上になる?」
新「…うん」(と言いながら、立ち去る)
優香「もしかして、新のことが好き?」
葵「好きかどうかは分からないけど、興味はあります」
両者一歩も引かないやりとりに、「これこれ…!」とワクワクしました。この対決、新の居酒屋を営業停止に追い込んだ犯人が優香だと推理した葵が、一歩リードか? と思いましたが、優香は一枚上手。葵から暴露される前に、「新のお店を警察に通報したのは、私だよ。それでも、好き?」と言ってのけたのです。しかも、「うん。なにか理由があるんだろ?」と言わせてしまうのがすごい。
IQ162で運動神経も抜群。勝ち続けてきた葵が、初めて“負け”を知った瞬間だったのではないでしょうか。裏切っても、好きだと言われる優香。裏切られても好きだと思えるほどに、人を愛している新。世の中に嫌気がさしていた葵が、新と出会った愛を知っていく––––––。
与えた愛は全てが返ってくるわけではない
ただ、恋愛はギブ&テイクではないから、すべてがうまくいくわけではありません。愛を与えたからといって、同じだけの愛が返ってくる確約もない。それでも、「この人の人生を甘くしてあげたい」と思うようになった葵。「平凡な男じゃなく、最高の男にして見せる」という意気込みが、頼もしい…!
葵が加入した「二代目みやべ」は、どのように変化していくのでしょうか。ずっと好きだった初恋の人か、ずっとそばにいてくれる女の子。新が選ぶのはどっち!? 次週の放送も待ちきれません!
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