連載コラム「今日は乙女休みます。」あなたの憂鬱をちょっとだけ預けてみて

女の子の憂鬱に寄り添う、をテーマに始まったarweb の新コラム連載。今回はそんな連載の中から憂鬱が晴れる青戸さんの3つのコトバをご紹介♡

モデルや文筆家として、Z世代に大人気の青戸しのさんが紡ぎ出す言葉に注目です!

①洋服もコスメも○○診断頼み...そんなトキメキ不足な女子に

「骨格ストレートさんのNGコーデ!」「〇〇はもう古い!今年のトレンドはこれ!」みたいな、おそらく悪気なく書かれた記事を読んで泣く泣く断捨離してみたり、「モテる女子はみんなこれを使ってる!」と雑誌で紹介されていた商品を慌てて購入しに行ったり、気付いたら私の”好き”は置いてけぼりで、あんなに楽しかった毎朝の支度が、今ではただの作業になってしまった。完全にトキメキ不足だ。

おしゃれの動機なんて、世間ウケでも自分ウケでもいい

ベストセラーになった『人は見た目が9割』という本があるが、このタイトルの意味は決して外見に限った話ではない。
自信や、ゆとりある心は確実に私たちを美しくしてくれるし、その根源にあるのは揺るぎない自己愛だ。

例えば、振り向かせたい人がいるのなら徹底的に好みをリサーチして相手に合わせてもいいし、反対に自分の"好き"を褒めてくれる相手を探してもいい。
どちらも自信を持って玄関を出られたら、それこそが揺るぎない自己愛に繋がるのだから。

青戸しの
(このコラムを全文読む)イケてる遺影撮影会で見つけた″好きと似合う戦争″の終結

②「生理で辛い、周りに理解してもらえない」毎月1度憂鬱な時を過ごす女子に

月に一度、私達は弱くなる。
体と心のコントロールが難しくなって、自分のことさえ上手に愛せなくなる。
症状は人それぞれだけど、身近な誰かに迷惑をかけてしまう可能性は、きっと誰にでもある。
今のご時世、他人の生理に口を出すタチの悪い人間に出くわすことは、そう無いとは思う。
でも、もし運悪く遭遇してしまった場合は、積極的に避けて通りたい。

生理で辛い時、傷ついてまで理解してもらう必要はない

私の体を理解出来るのは私だけ。

大きな声をあげて、傷ついてまで、誰かに理解してもらう必要は無い。
自分の機嫌は自分でとるし、症状にあった対処法や休み方がある。
そう割り切って生きていく上で、信頼できる人にだけ、どんな風に生理を乗り切っているのか、丁寧に説明したらいい。
彼らが優しさを分けてくれたのなら、残りの三週間、存分に優しさで返せばいい。
不安にならなくても大丈夫、あなたの日頃の努力は、そう簡単に失われないから。

青戸しの
(このコラムを全文読む)「月に一度、私たちは弱くなる」生理の辛さはそれぞれ?女同士でも分かり合えないかもと感じた瞬間

③失恋して彼を忘れられない女子に「失恋は乗り越えないでやり過ごす」

初めに伝えておきたいのだが、今回の議題は「失恋の立ち直り方」ではなく「失恋から立ち直るまでの過ごし方」だということ。
身も蓋もないことを言うようで申し訳ないが、結局この類の傷は時間でしか解決できない。
例えば、「元恋人を忘れるために一日一本映画を観よう」と心に決めたとして、これだと傷口に粗塩だ。
逆に「暇だと苦しくなるから映画でも観るか」は花丸。

何かを忘れるための行為は何かを思い出す引き金になってしまう。
寂しさはかき消すよりも寂しさとして飼い慣らす方が得策だ。
恐らく誰に相談したとしても、似たようなアドバイスが返ってくるだろう。

別れを告げられた側は上手く失恋することが出来ない。

誰かで埋めてみても、趣味に没頭してみても、それでも前に進めないのなら、足りないものは悲しむ猶予かもしれない。
絶望は期限を定めると途端に希望になったりもする。

焦らなくても大丈夫、誰かに足止めされてるわけじゃない。
これから先、人生の決定権は全て自分にあると、自信を持って。

青戸しの
(このコラム全文を読む)「失恋は乗り越えないでやり過ごす」彼と別れた後に試したい″儀式″って?

青戸さんのコラム「今日は乙女休みます。」で一息ついてみて

日々、私たちに訪れる憂鬱。無理にポジティブ変換することもないし、自分を責めすぎることもしなくていい。憂鬱にそっと寄り添ってくれる青戸さんのコラムで一息ついてみては?

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