夜の生活の快感、男女に差がある?
「彼はいつも気持ちよくなれるのに、私は気持ちよくなれない」こんな風に、セックスで得られる快感に彼との差を感じたことはありませんか。
コンドームメーカーのジェクスによる『ジャパン・セックスサーベイ2020』というアンケート調査によると、20代30代の女性が抱えるセックスの悩みは「快感を得られない」と「絶頂感を得られない」だけで50%以上を占めています。一方で男性は20%以下。つまり、カップル間でも女性だけ快感を得られていないケースはかなり多いということ。
その原因は、男女の性反応の違いです。
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実はオーガズムまでに4つの段階がある…!
性反応というのは、性的刺激を受けることで起こる生理的反応のこと。少しずつ興奮度が高まるにつれてさまざまな変化が起こり、オーガズムに達して元の状態に戻るまでの変化は、【興奮期】【高原期】【オーガズム期】【消退期】の4つの段階があります。
問題は、体が刺激を快感として受け止められる状態になる【高原期】になるまでの時間に男女の差が出やすいことです。
男性の場合は、ちょっとした刺激でも興奮を感じやすく、わずか数分で高原期に入ることもあります。しかし、女性の場合は腟口周辺が濡れるだけでなく性器全体が充血して温かくなり、粘膜がふっくらする高原期に入るまでに、男性よりも時間を要することがあります。
女性がまだ高原期に入っていないのに行為を先へ先へと進めてしまうと、女性が気持ちよさを感じ始める前に男性が達し、セックスが終了してしまうことになります。体の変化が急速に進む男性と、じわじわと盛り上がっていく女性。この時間差を埋めるのが前戯です。
前戯をゆっくり楽しむ3つのコツ
①脱ぐまでの時間を楽しむ
直接的な体への刺激よりも気持ちの盛り上がりが性的興奮に繋がる女性もいます。そんなタイプの人は、服を脱ぐ前の時間を長く楽しみましょう。ハグやキスを長く楽しみ、イチャイチャしながら服の上から優しいボディタッチをしてもらうと興奮しやすくなります。
②場所を移動する
ベッドでスタートしようとすると、ついつい先へ先へと急いでしまいますよね。前戯の時間をゆっくり取るために、あえて場所を移動するのもおすすめです。ソファでイチャイチャを楽しみ、洗面所でお互いに脱がせ合い、お風呂では体を洗い合い、一緒に湯舟で温まりましょう。湯船がトロトロに変化する入浴剤もおすすめです。湯船の中で体を寄せ合うだけで気持ちよくて、早くベッドに行きたいけどもっと触れ合っていたい気分になります。
③お助けアイテムを使う
彼のペースに任せると先へ先へとスピーディーに進んでしまう場合は、彼の興味をそそるものを準備するのもいいですね。下着好きな彼なら、彼好みのものを着けて「まだ脱がせたくない」と思わせましょう。触り心地のいいものだと効果大です。
セルフプレジャーアイテムを使うのもおすすめです。使ってみたいと興味を持っている男性も多く、自然と前戯の時間も増えて男女の時間差が埋まりやすくなります。
普段から心と体の変化を意識して
性反応は個人差が大きく、なかなか体が性的興奮状態になりにくい女性もいますが、自分の興奮ポイントを知っておくといいですよ。普段から心と体の変化を意識して、エッチな気分になりやすい環境や刺激の種類、ゾクゾクと感じる体のパーツなどを発見してみてください。
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