ar's Cinema Paradise

スクリーンの中で輝きを放つあの俳優から目が離せない。
今回は、映画『異動辞令は音楽隊!』に出演する高杉真宙さんにインタビュー♡

(コチラの記事もチェック)【THE RAMPAGE・川村壱馬×藤原樹】「意外とメンタル弱いです」カラダのお気に入りパーツや弱点などネホハホ♡

阿部(寛)さんの第一印象は「大きい!」でした(笑)

「僕が演じる北村は、警察音楽隊でサックスを担当しています。
「楽器はできないけど大丈夫かな…」と不安でしたが、『ミッドナイトスワン』の内田英治監督とご一緒したいという気持ちで挑戦することに。
練習時間もちゃんといただけたので、一時期は「僕の職業って音楽関係なのかな」と錯覚してしまいそうになるサックス漬けの毎日でした。
うまい下手は関係なく、音にどんな味つけをするかは、台詞に芝居をのせる役者の仕事と似ている気がします。
劇中の音楽シーンでは監督から動きの指示はなかったので、隊員それぞれが想いのままに全身を使って演奏していました。

北村は音楽隊に後ろ向きで、仕事だからやるというスタンス。
でも阿部(寛)さん演じる成瀬が配属されるのをきっかけに心の変化が生まれます。
それを映画の本筋に沿って観ている人に少しずつ感じてもらえるように、周りの人とのやり取りや、一瞬の目線でどう魅せていくかを意識しました。

隊員それぞれに個性があるんですけど、僕は清野(菜名)さんが演じる来島の葛藤が結構好き。
一見爽やかそうなのに、生きづらさを抱えているんです。
人生には何かを削らなきゃいけない瞬間が出てくるという彼女のドラマは、性別問わず共感できると思います。

阿部さんの第一印象は「大きい!」でした(笑)。
体格がしっかりしていらっしゃるので、TVで見るより迫力があってかっこよかったです。
クランクイン前に集まって音合わせを数日間したのですが、阿部さんはドラム初挑戦なのにめちゃくちゃお上手でびっくり。
他のみなさんも鍛錬されたのが伝わってきました。

僕は路上ライブをするシーンの撮影中、学生の部活のような高揚感があったんです。
きっと映画をご覧になる人も、真摯に向き合うものが大人にもあっていいんだと思える作品です。
ぜひ音楽とともに、不器用で一生懸命な青春を感じてください!」

Photo:Otsuru En(SHOWAKICHI ¥50)
Styling:Araki Daisuke
Hair Makeup:Tsutsumi Sayaka
Text:Iida Honoka

【プレゼントあり】『明け方の若者たち』の著者・カツセマサヒコがあなただけの物語を執筆!?恋のエピソードを大募集

【バッグの中身】あか抜け女子が「仕事用カバン」に必ず入れているものって?