メイクで人生もアガる♡

指原「はじめましてってご挨拶してみたものの、YouTubeめちゃめちゃ観てたんでなんだか不思議な気分です！」

小田切「アタシもよ〜。そして、YouTube観てくださってるの〜？ありがとうございます。」

指原「そしてヘアメイクが、当たり前なんですけど、ほんとにプロすぎて感動…。つくり込みがこんなにもえげつないんだって思って。ここを真似したら、もう一歩先に進める気がする、勇気をくれるメイクだなって思ったんですよ。」

小田切「うれしい〜（拍手）。」

指原「まじプロです（拍手）。あともう一ついいですか？小田切さんって、おもてなしの心がすごすぎません…？」

小田切「えー！　なんかありましたっけ？」

指原「ちょっと咳をしたらその瞬間に〝プロポリスの極み〟みたいなものを出してくださったじゃないですか。優しすぎてまず感動。そしてYouTubeみたいにトーク全開なのかと思いきや、いざメイクが始まったら黙々と進めてくださって、そこでもまた「プロだな」って感動して。」

小田切「一日のうちにこんなにプロって言われたの、生まれて初めてだわ〜。素直にうれしい！　褒められシャワーに照れてきたところで、今日のメイクのテーマを発表したいと思います。ズバリ、開運よ♥　運気をアゲるためにはハッピーオーラが不可欠！　そのためにはやっぱり透明感！　というわけで、ミュートと純欲メイクのエッセンスをほんのひとさじ取り入れたツヤメイクにしてみました〜！」

指原「すごい。新年を迎える号にふさわしいテーマですね。そして現時点ですでに開運が始まってる気さえします。」

小田切「でしょ〜？　まあでもこれは新年が迫ってきているから、というより、もともとアタシってメイクは運気を上げるためにしかしないんですよね。だって、考えてみてちょうだい。メイクをする意味って、つまるところ、人生をアゲることでしょ？　だから、いつもどこかにその意味合いを持たせなきゃダメなの。」

指原「たしかに…納得です。」

小田切「あと、やっぱり素敵な人ってセルフラブができてると思うの。メイクはそれを構成するための大切な要素。だって、メイクって、ワクワクする気持ちを呼び覚ましてくれるツールでしょ。メイクを進めていくうちにどんどんキラキラしていって、フィニッシュを迎えた時はテンションがスパーク！　そんな自分でドアの外に飛び出したら、幸運が自然と引き寄せられちゃうと、アタシは思うのよね。ハッピーオーラの人には近いオーラの人しか寄ってこないわけですし。」

指原「なんか今〝グサッ〟でした。たしかに「メイクするのだるいな」って思いながら手を動かしてると、そのあとのすべてが面倒になりますもんね。私の生活の中の〝あるある〟現象…。」

小田切「そうよ〜。だから、ワンプロセスごとにときめいてほしくて。下地を塗ったら「あ、キレイ」、ファンデを重ねたら「イケてる」、アイシャドウをのせたら「ヤバい、いいオンナ」みたいにね。」

指原「すごーい！　そして今ふと頭をかすめたのは、「そのためには、まず部屋をキレイにしておかなきゃ」ってことです。整った部屋できちんと朝ごはんをいただいてからメイクをしたら、初めて一工程ずつ愛せるような気がしてきました。」　

小田切「いい気づきじゃない!!」

指原「実はすでに断捨離を結構していて。ちょっと前に、家の中のいらないもの全部捨てたんですよ。うちの玄関入って左手に〝左の部屋〟って呼ばれてる、めっちゃ汚い部屋があるんです。とりあえず、そこになんでもざっくばらんに置いてあるみたいな。こないだ（田中）みな実さんが遊びに来た時にそこを見て「え？」って驚愕して。「地べたに物を置くのをやめなさい」って言われて、収納を全部揃え直しました！」　

小田切「素晴らしいわ！　これは家もそうだし、自分自身についても同じことが言えると思うんですけど、やっぱり、見えないところこそ丁寧にお手入れしておくことが大事なのよね。家だったらクローゼット、人だったら足の裏、みたいなね。」

指原「やばい、ガサガサかも。こないだネイルサロンで「血豆できてますけど大丈夫ですか？」って聞かれたけど、その血豆に気づいてないくらい無頓着でした。」

小田切「帰ったらすぐ整えてちょうだい。ちなみに、さっしーちゃんが考える素敵な人ってどんな人のことなの？」

指原「最近、いっこあります。メイクとはかけ離れちゃうんですけど、ちゃんと提案できる人なのかなって。例えば、誰かとごはん行く時に苦手な食材があったとするじゃないですか。そういう時、「これちょっと苦手なので、こういう系にしてもらえませんか？」とか「こういうのが食べたいです」って素直に言えるような。ごはんを食べる相手を困らせない人って素敵だなって思います。」

小田切「なるほどね〜。そしてそれは、優しさや思いやりでもあるわよね。」

指原「はい。それにしても自分を好きになって、家の中を断捨離して、メイクしながらときめいて…開運のためにやるべきことがたくさん。燃えてきました。」