初代バチェロレッテ・福田萌子がみなさんのお悩みに答えます♡

婚活サバイバル番組『バチェロレッテ・ジャパン』で、初代バチェロレッテに選ばれた福田萌子さん。配信が始まると、恋愛に対するマインドや男性たちへの心遣いが「素敵すぎる」と一躍話題に!

どうしたら素敵な男性と出会えるの?
自分の好きな人から選ばれる方法って…?

世の女性たちの色とりどりな恋のお悩み、萌子さんが受け止めます♡

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不倫していた夫と離婚したけど…今でも彼との思い出を忘れられずにいます

vol.73
お悩み
不倫した夫との離婚…私の選択は正しかった?

結婚3年目の時、夫が不倫をしていることに気がつきました。結婚してすぐ、彼女を作っていたそうです。なかなか家にも帰ってこず、すれ違いも多く喧嘩ばかりの日々でしたが、その事実を知り全て納得がいきました。私は離婚という決断をしましたが、今でも彼との思い出を忘れられずにいます。他の女性と幸せに生活していると思うと悲しい気持ちになります…。離婚という決断は間違いだったのでしょうか?それとも早く忘れる努力をするべきなのでしょうか?自分では分からなくなってしまったので、萌子さんのご意見を伺えると幸いです。

思い出は美化されるもの

私の意見を、とおっしゃって下さっているので、最初に言わせて下さい。

私は、離婚は正しい決断だったと思います!

結婚してすぐに恋人を作り、3年間もあなたに嘘をついて辛い思いをさせていた人です。不誠実で大切に想ってくれない人と一緒にいる理由が見つかりません。もちろんその中でも楽しい思い出もあり、一緒に過ごした時間は大切な宝物だと思います。ですが、それはそれ。一緒にいる時間が増えると、時にはちょっと我慢や無理をしてしまう場面があると思います。ただ、楽しかった思い出と不誠実な行動(簡単に言えば良い部分と合わない部分)を天秤にかけるのではなく、大切にしている部分がすれ違っていないかどうか、譲れない領域を越えていないかで判断する事が大切なのかなと思います。

今回のお悩み:不倫した夫との離婚…私の選択は正しかった?/初代バチェロレッテ・福田萌子の選ぶ女の頭のナカ

思い出は美化されるものです。

楽しい思い出をあえて塗り潰す必要はなく、大切なひとつの【楽しかった思い出】として心にしまっておいて、たまに楽しかったなぁと振り返えられることはとても素敵な事ですよね。

ただそれは【今はもう一緒にいない彼との楽しかった思い出】として感傷に浸るのではなく【好きだった人と過ごした楽しかった出来事】として、心にしまってあげてはいかがでしょうか。

「子どもの頃、よくあそこの公園で近所の子と遊んだなぁ〜。楽しかったなぁ」と、特定の人物に依存するのではなく、思い出を楽しむような感覚が近いかもしれませんね。

あなたの決断は、その時のベストの選択だった

【彼が他の女性といて幸せかどうか】彼の事は関係ありません。大切なのはあなたが今幸せかどうかです。

もちろん、一度は生活を共にした人の幸せを願う気持ちがあると思いますが、彼が他の女性といて幸せか幸せじゃないか、彼が今一人でいて幸せか幸せじゃないかという事と【あなたの幸せ】はイコールにはなりません。

“彼が一人でいるから私は幸せ” 、“彼が女性といるから私は不幸せ”と、自分の幸せを他人に委ねるのではなく、自分自身が毎日を楽しく笑顔で自分らしくいられる事に【幸せ】を感じてみて下さい。

今回のお悩み:不倫した夫との離婚…私の選択は正しかった?/初代バチェロレッテ・福田萌子の選ぶ女の頭のナカ

愛する信頼している人から受けたショッキングな出来事は、まだまだ思い出す事が多いと思います。とても苦しかったですよね…。

傷ついた気持ちはゼロにはならないですが、時間とともに少しずつ癒えていくはずです。

真新しい傷口がかさぶたになり、痛みが少なくって、傷跡になる。傷跡が綺麗に消える事はないけれど、その傷のおかげで強くなっていくから大丈夫です。今はご自身の好きな事をして自分を大切にしてあげてくださいね。

あなたの決断は、その時のベストの選択だったと思います。これから先、傷が癒えた時に冷静に考えてもやっぱり彼の事が好きだという気持ちが強く、その時に彼も環境や思考に変化があるようであれば、またお付き合いや結婚の選択をとればいいのです。

十分に考えて出したご自身の決断に誇りを持って下さい!早く忘れる必要もないですし、思い出した時にはその感情に飲み込まれてしまっても大丈夫。ただ、その感情の中にずっと居続けるのではなくご自身の【幸せ】だと感じる事をするように少しだけ動いてみて下さいね。

心の傷は目には見えないのでいつ治るのか不安になると思いますが、『全治3ヶ月の交通事故』のようにご自身で暫定的な『全治何ヶ月』と考えて「よし!今年いっぱいは休養、来年はリハビリをしながら少しずつ上げていこう!」となんとなーく自分の心の傷に寄り添ってあげてみてください。

傷はすぐには癒えません。だから、すぐに切り替えようとせず、ゆっくり、ご自身のペースでね!