カルシウム
牛乳や小魚、海藻、大豆、大豆製品、緑黄色野菜などに多く含まれるカルシウムは、骨や歯をつくる栄養素。例えば牛乳コップ1杯(200㎖)には約220㎎のカルシウムが含まれていて、これは日本人の1日に必要な量の平均的な値、700㎎のおよそ1/3に相当。若いうちは見落としがちですが、カルシウム不足のツケは後々やってきます。年をとって気づいた頃にはスカスカの骨になってしまう可能性も。丈夫な骨づくりは早めに始めておきましょう。


亜鉛
亜鉛は細胞の酸化を防ぐ栄養素。不足すると味覚障害や免疫力の低下などを引き起こすそう。魚介類に多く含まれ、なかでも牡蠣やうなぎは亜鉛の宝庫。これらが苦手な人は、カニやするめ、牛肉、卵黄もGOOD。ダイエットなどで食事量が少ない状態が続いたり、偏った食事をしていると、亜鉛不足が原因の味覚障害になる可能性が。近年は特に若い女性の亜鉛不足が心配されています。無理な食事制限には代償がある、と肝に銘じてください。


取りすぎに注意すべきは塩分!

つい摂りすぎがちなのが塩分。忙しくて外食することの多いar世代は要注意。塩分の摂りすぎはむくみに直結。むくむと代謝が悪くなり太りやすいカラダに。また、脂質も摂りすぎ厳禁。加工食品やスナック菓子、洋菓子など目に見えにくい脂質もあり、無意識に摂りすぎている場合も。肉の脂やバターなどの動物性脂肪に偏らず、植物性の油や魚油なども合わせてバランスよく摂りましょう。

教えてくれたのは 平井千里先生
管理栄養士、All About実践栄養ガイド。栄養相談を行なうかたわら、メタボの対処方法を発信。リバウンドしない健康なカラダづくりを提案。ブログ〜ダイエットの特等席へようこそ〜 ameblo.jp/chisapyi-diet