おタク男子が世のおフェロ女子に物申す!
読者の乙女なお悩みに、バンドマンでおタク男子の彼が思いもよらない変化球で答えます。
恋も仕事もおしゃれも夢も。人生に迷ったらあの人に相談してみよう!
答えてくれるのは、ロックバンド・オワリカラのタカハシヒョウリさん。
↑音楽家時のタカハシさん (c)勝永裕介
↑特撮おタク時のタカハシさん
☆これまでの処方箋一覧はコチラ!
今回は、人生における趣味について。おタクらしくイキイキと語ってくれます!
趣味がなくて困ってます。
趣味の見つけ方を教えてください。「趣味は何ですか?」と聞かれると「特にありません…」と答えてきましたが、ちょっとコンプレックスで。熱中できる趣味に出会いたいです!(谷ちゃんさん・24歳)
「無趣味な人、いるよねぇ。俺からするとちょっと信じられないけど、日頃何やってるんだろう?」
ーおタクのタカハシさんには考えられない悩みでしょうね(笑)。
「僕としては別に見つけたくもないのにどんどん趣味が見つかっちゃってる感じかなあ。正直、これ以上増えてほしくもないんですよ、お金も時間もかかるし」
ー無趣味な人って、男の人でもいるんですか?
「いるいる。でもそれは単純に、自分に合う趣味に出会ってないだけっていう説もあるけどね。だって、すべてにおいて無感動な人間なんていないわけでしょ?」
ーさすがにいなさそうですね。
「たとえば僕の友達で、フィクションの物語にまったく感情移入できないっていう人がいるんですよ。どんなに感動的な映画とか、どんなに面白い漫画とか見ても、”でもこれって嘘でしょ?”って思っちゃって全部ダメらしい」
ーえ〜!!
「でもその人は、スポーツ観戦は好きなんだよね。実際にリアルに行われてるドラマだから。そういうふうに色んな方向性の趣味の中に、意外と好きなものが見つかるかもしれないですね」
ーなるほど。
「あとは、ちょっと超常的な話になりますけど…ふと気になったものって、自分に合ってる気がする」
ーふと気になったもの?
「たとえば本屋とかでふと目に留まった本とかって、意外とハマるっていう。無意識下でピックしたものって、どこかしら自分にフィットすることがけっこうある。だからふと気になったものを無視しないっていうのはいいよね。日常では基本、ちょっと気になったものなんか無視するじゃないですか。そこを一歩! ふと気になっただけでやめるか、一応触ってみるかの違いだと思うから」
ーそれが意外と重要な出会いだったりするわけですね。ちなみにタカハシさんが一番最近できた趣味ってなんですか?
「ヒストリーチャンネルっていう歴史チャンネルにハマってるんですよ。その中のお宝鑑定団のアメリカ版みたいな感じの番組。これもふと気になって見たんだけど。車でアメリカ中を旅して、ボロボロの廃墟みたいなところでゴミみたいなお宝を発見するっていう。アメリカってすごいんですよ、そもそもめちゃくちゃ広いから、1人の人間が持ってる土地とかモノが半端ないんですよ。ひとつの土地に百年前から集めたゴミ詰め込んでます、みたいな家とかあって…(止まらない)」
ーすごいハマりようですね…先週も「気づいたら1日中見てる」って言ってませんでした?(笑)
「そうなんですよ。とにかく谷ちゃんさんへのアドバイスは、日常の中でふと気になったものを無視しないことかな! それで新たな趣味に出会ってください!」
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