LOVE 7Rules

毎日頑張っている私にも、ご褒美って絶対必要。それは丁寧なボディケアなのか、ちょっといいアイスを食べることなのか、愛し方は人それぞれ。

「私が一番嬉しい“愛され方”ってなんだろう?」まずは自分に合ったご自愛方法を7つのルールからゆっくり知ってみよう♥

(こちらの記事もチェック)「働く女性の悩みに寄り添う一冊を教えて!」ar編集部員が【仕事で悩んだ時ヒントをくれた本】8選

デジタルデトックスで本と向き合う

スマホとにらめっこな毎日から、ちょっとだけデジタルデトックス。ゆっくり本と向き合う時間は、自分とも向き合うことにつながるから。

現役書店員がおすすめする本や、彼らの本との出会い方を参考にたくさんの言葉、物語を知って〝ご自愛〟のヒントをもらおう。

recommend books

あなたはあなたのままでいい、と教えてくれた一冊

『私は私のままで生きることにした』/ワニブックス刊 著:キム・スヒョン、訳:吉川 南 ¥1,430

「生まれた瞬間から私たちは世界中でたった一人、唯一無二な存在。それだけで愛おしいはずなのに、いつの間にか誰かと比べて〝私って何もないな〞って落ち込んだりすることが大人になるにつれて増える中、出会えてよかったと心の底から思うのがこの本。

『初めての人生だから自分にはちょっと難しかった』という言葉が作中であるのですが、〝そっか、みんな同じ初めてなんだよな〞と当たり前のことなんだけど、見失っていたことを優しい言葉で届けてくれます」(by 28歳女性)

私流本との出会い方

「人と人が街角や道でばったり会うように、本とも偶然、出会いたいなと思っていて。あらすじを読み込んで好きな本を探すというより、〝電車ですれ違った人が持っていた本の表紙が、素敵な絵だったから〞〝ふらりと入ったカフェに並んでいたから〞とか、たまたま出会えた本を読むことで、普段は見つけられないような素敵な言葉や物語に出会える気がしています」(by 28歳女性)

今、この気持ちに寄り沿う本がきっと見つかる

『副作用あります!? 人生おたすけ処方本』/幻冬舎刊 著:三宅香帆 ¥1,540

「〝今、どんな本が読みたいんだろう〞と悩んでいるなら、ぜひ手に取ってみてほしい! これは、いろんなシチュエーションごとにおすすめの本を紹介してくれる一冊。一目惚れした時に読む本、カップ麺を待っている間に読む本、合コン前に読む本…などいろんなシーンに合わせて、著者の三宅さんがリコメンドする本とその理由がポップに語られています。好きな本に出会うために読む本が、まさにこれなのでは」(by 38歳女性)

私流本との出会い方

「私は友達や家族、上司など人からおすすめされた本は必ず読むようにしています。〝どうしてその人の心に刺さったのか〞を自分の目で確かめて、自分の言葉で感想を伝えたいなと思うんです。あとは、書店に掲載されている〝人気ランキング〞の本も読むようにしています。仕事柄、お客様から質問された時のことも考慮して、という点もありますが、純粋に〝どうして人気なのか〞を実感したいという気持ちが強いんです」(by 38歳女性)

優しい言葉たちが紡ぐ、あなたを解き放つ魔法のメソッド

『あやうく一生懸命生きるところだった』/ダイヤモンド社刊 著:ハ・ワン、訳:岡崎暢子 ¥1,595

「自分がいかに肩に力を入れすぎて、過剰に考えすぎていたかを教えてくれたのが、この本。〝思い通りにいかないことが正常〞という言葉で、勝手に自分自身を縛りつけていた呪縛が緩んだように感じた。

思い込みでがんじがらめにしているのも自分、そこから解放できるのも自分。まずは蓄積で当たり前になってしまっていた〝自分の偏見〞を解き放つことを少しずつ始めていきたい、と改めて感じることができた」(by 33歳男性)

私流本との出会い方

「僕は本を買う時、〝一目惚れ〞を意識しています。例えば、本の表紙のイラストとか、色味とか。素晴らしさを表現するために作者や編集者が一生懸命考えた表紙には、いろんな想いが込められていると思っていて。そんな人たちの想いの詰まったデザインを見た瞬間に〝素敵だな〞と思えたものは、中身も絶対に好きになれるような気がしているんです。実際に、一目惚れで買った本は全部お気に入りです」(by 33歳男性)

ご機嫌でいることが周りも自分もhappyにしてくれる

『いつも機嫌がいい人の小さな習慣 仕事も人間関係もうまくいく88のヒント』/毎日新聞出版刊 著:有川真由美 ¥1,200

「大それた自己啓発とか、偉人の名言とかは堅苦しくてつい遠ざけてしまっていたけど、この本には日々できる小さなTIPSがちりばめられていて〝よし、やってみよう〞と思えることばかり。やりたくないことは〝また今度やろう〞と思ってしまうクセがついていたけれど、それって自分に対する言い訳だったなあ、と。優しい言葉と柔らかいタッチのイラストでそっと教えてくれる、私の教科書的存在です」(by 23歳女性)

私流本との出会い方

「私はしっかりあらすじを読んで〝面白そう!〞と思えた本を読みたいタイプです。だって、あんなに短いあらすじを読んだだけで〝面白そう〞って思えるってことは、本編はもっと面白いってことじゃない⁉っ(笑)。

あとは帯のあおり文句とかも読み込んじゃいます。誰が言っているかというよりは、どんな言葉で説明しているか、を意識して読むように。こないだ、出版社の新入社員がその本の魅力を語り尽くす、という帯を見た時は〝面白そう!〞とうずうずして買っちゃいました」(by 23歳女性)

読書からご自愛の一歩を踏み出してみては?♡

Model:佐藤栞里
Photo:Hanamura Katsuhiko(Ajoite)
Styling:Ishikawa Miku
Hair Makeup:Kawashima Nozomi (io)