日本の女性は風俗通いを浮気ではないと認識!?海外の反応は?

先日、海外在住の講師からオンライン英会話のレッスンを受けている途中でこんなことを聞かれました。「日本の女性は風俗を浮気じゃないと思っているのは本当?信じられないんだけど、どういうこと?」おそらく、SNSにあがっていた路上インタビューの動画を見たのでしょう。話題になっていたとはいえ、海外からも注目されていたことにショックを隠せませんでした。

占いマッチングプラットフォームRAYSEEのアンケート調査によると、「恋人やパートナーの風俗利用が浮気になると思うか?」という質問に対して、女性の53.1%が「浮気にならない」、46.9%が「浮気になる」と回答したそうです(男性は59.8%が「浮気にならない」、40.2%が「浮気になる」と回答)。女性の半数以上が「風俗は浮気ではない」と考えていることがわかりました。

風俗利用のリスク

風俗は浮気ではないと考えている女性数人から話を聞いてみたところ、「もともと体の相性が合わず、できればよそで済ませてきてほしい」「他の女性に好意を持たれるのは嫌だけど、プロ相手の一時的な行為ならまだマシ」「自分も密かに女性向け風俗を利用したいから、相手が風俗を利用しても許せる」など、理由はさまざま。

カップルにはそのふたりだけにしか分からない考え方があり、パートナーの風俗利用を許容するかどうかは、ふたり次第です。

しかし、知っておいてほしいのは、風俗に限らずカップル間以外で性的関係を持つということは性感染症のリスクが伴うということ。オーラルセックスや挿入行為など性的な接触があれば、利用回数や頻度に関わらず感染する可能性があります。感染力の高い梅毒はキスでも感染することがあると言われています。

自分とパートナーとの気持ちの問題だけではなく、性感染症に気付かず放置してしまうことで不妊症の原因にもなり得ること、妊娠中の感染が胎児に悪影響を及ぼす可能性があることも知っておきましょう。

本当に風俗は浮気ではない?

そもそも「風俗は浮気ではない」と回答した半数以上の女性たちは、本当にそのように考えているのでしょうか。「他の女性に恋愛感情を抱かれるよりは、プロ相手に一度限りの関係で済まされる方がマシだ」という妥協や、「彼氏が風俗で遊ぶことを許せる女は、男の性を理解できる“イイ女”だ」という文化的な刷り込みが影響していないかと勘ぐってしまうのは私だけでしょうか。

もし、本当はパートナーに風俗を利用してほしくないと思っているのなら、一度ふたりでセックスの価値観について話し合ってみることをおすすめします。セックスに求めるものや理想の頻度、理想の行為、価値観のズレをどうすり合わせていきたいか、じっくり話してみてください。まずは性感染症についてふたりで学び直し、一緒に検査に行くのもいいでしょう。