「正月疲れが抜けない…」仕事の休憩中にも使える”温灸器”って!?コリを和らげ、冷え知らずの身体に♡【ハイスぺ温活グッズ12選】

あたためBEAUTY

寒い冬が到来。指先など身体が冷えている自覚がある人はもちろん、隠れ冷え体質の人も増えているとか。身体をあたためると心身のストレスも和らぐという研究結果があるくらい、温活はとっても大切なんです。
外から中からじっくりあたためて、ご自愛タイムを過ごしましょ。

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【専門家に聞きました】”温める”ってこんなに大事なんです

温活が身体にいいことはなんとなく知ってるけれど、実際なぜ大切なの…？冷えの原因など含め、専門家の皆さんがそれぞれの視点でレクチャー。

女性医療クリニックLUNAグループ理事長　関口由紀さん

フェムゾーンラボ代表・横浜市立大学医学部客員教授。自身の知見を女性の健康や美容に生かす活動は多岐にわたる。「女性は熱を効率よく産生する筋肉が男性より少ない傾向にあり、これも冷える原因に。食事と運動で適度な筋肉をつくる心がけも大切です」

月経前10日間だけでも意識して冷え対策を

「全体的に冷えている人は、低体温により免疫力が低下し、体調不良を訴えていることが多いです。一方で手や足など部分的な冷えの自覚症状は、自律神経失調症の最初のサインの可能性も。

丈夫な人は急な気温や気圧の低下がある場合、内臓を守るために一時的に手や足などの末梢の血管を収縮させ、内臓の血流を増やして守ります。結果、手足の冷感を感じますが、環境に身体が慣れると血流や冷感は元に戻ります。一方、自律神経の調子が悪いといつまでも冷感がとれない状態に。これが冷えの自覚です。

また女性は、排卵のため月単位で女性ホルモンの周期的アップダウンがあります。この女性ホルモンのバランスは過労や精神的ストレス、栄養状態悪化などの理由で崩れやすくなります。さらに、冷えも生理周期が影響しているため、骨盤が開く月経前10日間を冷やさないよう過ごすだけでも、冷えにくい身体に近づけるので意識してみてください。

女性ホルモンのバランスを保つためには、過労やストレスを避け、規則正しい生活を心がけるのが大切です。食事は、生野菜や冷たい飲み物をできるだけ避け、筋肉の原料となるたんぱく質を摂ること。身体をあたためる旬の根菜類や、エネルギー源になる穀類も◎。

また、冷え対策に加えて栄養バランスに優れたローヤルゼリー※も、実はおすすめです。適度な運動もして、身体を内外からあたためましょう。」

※出典：山田養蜂場健康科学研究所

株式会社バスクリン　つくば研究所フェロー博士（薬学）石澤太市さん

長年にわたり、温浴と健康との関係などを研究。「お風呂で身体をあたためて代謝を上げれば、その日の疲れを解消するだけでなく風邪をひきにくくなったり、良質な睡眠につながるなどいいことずくめ。毎日入ることをおすすめします」

入浴は身体をあたためるだけでなく、幸福度も左右します

「身体が冷えると熱を逃がさないようにと血管が収縮し血行不良になり、老廃物を溜め込み、肩こりや肌荒れ等の症状として現れてしまいます。

そこで、日々の生活習慣の中で手軽に身体をあたためられる方法のひとつがお風呂です。湯温は約40℃に設定し、10～15分間浸かるのがおすすめ。少しぬるめのお湯にゆっくり浸かると、入浴後のぽかぽか感も続きます。お風呂に入って体温が上昇した後は、徐々に体温が下がり眠気を感じてくるので、就寝する90～120分前に入浴するとよいでしょう。

入浴剤はぜひ使ってください。推奨する主な理由はまず、さら湯よりも温浴効果が高いこと。入浴剤の成分（主に温泉成分や植物成分）により、入浴中の血行促進や入浴後の保温効果が高くなり、冷え症や肩こりの改善が期待できます。

炭酸ガスと生薬配合の「きき湯ファインヒート」シリーズは、リフレッシュできると人気です。また、好きな香りや色の入浴剤でリラックス効果も。皮膚への刺激や入浴後の皮膚の乾燥を抑えることもできるので、ぜひお気に入りの入浴剤でバスタイムを楽しんでください。」