Netflixドラマ『First Love 初恋』での好演が話題となった木戸大聖(きど・たいせい)がarに登場♡ 気になる私生活から出演映画『ゆきてかへらぬ』での撮影エピソードまで大公開

あの人にいざ、会いに行きます♡ ar's Cinema Paradise

スクリーンの中で輝きを放つあの俳優から目が離せない！

今回は、木戸大聖(きど・たいせい)さんにインタビュー。今夢中になっているものから、2月21日に公開された映画『ゆきてかへらぬ』での撮影中のエピソードについても取材しました♡

木戸大聖。ar3.4月合併号より

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映画『ゆきてかへらぬ』の撮影秘話を取材「すずちゃんの瞬発力は本当にすごい」

『ゆきてかへらぬ』

大正時代の京都。20歳の駆け出しの女優・長谷川泰子（広瀬すず）は、詩を探求する17歳の学生・中原中也（木戸大聖）と出会い、一緒に暮らし始める。ふたりは互いに虚勢を張りながらも、惹かれ合い尊重し合っていた。その後、引っ越した東京の家に、文芸評論家・小林秀雄（岡田将生）が訪れる。中也の詩の才能に惚れ込んでいた小林は、泰子に出会い、彼女の魅力にまた惹かれていく…。
出演／広瀬すず、木戸大聖、岡田将生 他
配給／キノフィルムズ

「中原中也の有名作は教科書で知っていました。今回、改めておもしろさを感じたのは、劇中にも出てくる『タバコとマントの恋』。幸福を知った時に終わりを迎えるタバコとマント。これは、長谷川泰子との果てしない求愛から生まれた詩だと解釈しています。幸せすぎると完成しないものが、彼の中にはいっぱいあったのかなと思いました。だから、詩を創作する上でも、泰子と同棲することはすごく価値があった。ぶつかり合いながら新しい発見があったり、言葉が浮かんだり…。それは動物的で、まさに雄と雌のような、理屈抜きの関係。そこに彼女がいるだけで、中也の思想の源になったと感じています。

（広瀬）すずちゃんの瞬発力は本当にすごい。カメラがまわった瞬間に泰子を存在させていました。あの目と対峙していると、ふいに飲み込まれそうになるんです。中也が大人ぶって虚勢を張りたい気持ちが、僕にもリンクするような感覚になりました。実在した長谷川泰子と、中原中也、そして（岡田）将生さん演じる小林秀雄の愛し合い方は奇妙な三角関係と言われています。

でも、愛によって強くなる彼女らの原動力は、現代にも重なる部分があるはずです。今回、中也の熱烈ファンがたくさんいらっしゃることを知り、その方々はもちろん、３人を知らない人がこの作品を観た感想もぜひ聞きたいです！」

今、夢中になっているものは？「ゴルフ動画をずっと観ちゃうくらい大好き」

「共演した方に誘われて4〜5年前に始めたゴルフです。(岡田)将生さんとも、この作品を撮り終えてから何度か一緒にまわらせてもらっています。

忙しくて行けない時はゴルフ動画をずっと観ちゃうくらい大好き。夏場は、5時スタートの早朝ゴルフなら朝9時に帰ってこられるので、仕事しながらでも通えるんですよ。その日は一日がめっちゃ長く感じます（笑）。」

2025年の抱負を教えて！「経験したことのない感覚を発見してワクワクしたい」

「この中也に出会えたように、自分が経験したことのない感覚を発見してワクワクしたいです。2024年より2025年を豊かな一年に！」

子供の頃から大事にしている宝物は？「小学生だった当時、すごく嬉しくて…」

「おじいちゃんに買ってもらった野球のグローブは、何度引っ越してもちゃんと持っていきます。小学生だった当時、すごく嬉しくて、そのグローブでたくさん野球をしました。今はなかなか使えてないけど、その思い出があるのでずっと大事に持っています。」