進化する渡辺直美、その素顔をフカボリ♡
ニューヨーク拠点での挑戦を経て、さらに進化した渡辺直美。日本で開演される13年ぶりの単独コントライブを前に、文化の違い、笑いの力、そしてこれからの展望などたっぷり語っていただきました。みんなが気になる恋バナも♡
渡辺直美流・リアルなオシャレ論!
――いつもオシャレな渡辺さんですが、コーデを決める時のポイントは?どのアイテムから先に決めますか?
渡辺 まずは気温次第でトップスを決めます。でも、私は超がつくほどの暑がりなので、冬でもアウターの下はTシャツ!だからTシャツを決めてからボトムスを選んでいく流れではあるんですが…結局、同じようなトップスばっかり着ちゃうんですよね(苦笑)。
「あれ?前にこの人と会った時も同じの着てたかも…」って恥ずかしくなることも(笑)。アクセサリーも、何にでも合って盛れるものを見つけたので、最近はずっとそればかり愛用しています。
――渡辺さんのクローゼットにはたくさんのお洋服がありそうですね!
渡辺 たくさんありすぎて…洋服を思い切って整理するタイミングって数年に1度くらいだから、どんどん溜まっていく一方なんです。奥から取り出した時に懐かしさに浸ったり、「まだ着れそう!」と思ってまたしまいこんだりして(笑)、結局着ないパターンも多々。後輩にあげるもの、フリマで売るものと袋別に分けて断捨離っぽいことはしてるんですけど、その袋がどんどん増えていくんですよね(悩)。
――昔と比べてファッション観に変化はありますか?
渡辺 30歳ぐらいの時は、毎日いろんな服を着て楽しみたいっていう気持ちがあったんですけど、最近は仕事現場には一番ラクなジム着で行くことが多いですね。仕事後にプライベートの予定があると、ドレッシーなワンピースとか気合の入った服を引っ張り出しますが(笑)。
…そんなシチュエーションにも選ばれない大量の洋服たちをどうしようか悩んでいましたが、次の引っ越しのタイミングでついにどうにかなりそうな気も!トップスとパンツ二枚ずつしか手元に残らないかもしれないけど(笑)、そうしたらまた新しいものが欲しくなるんだろうなぁ。その時は、買ったアイテムをSNSで紹介しますね♪
ハッピーオーラ全開!渡辺直美の恋愛論♡
――渡辺さんの恋愛観を教えてほしいです!理想のパートナー像はありますか?
渡辺 もう大人ですから「こういう人がタイプ!」っていうのは特にないんです。10人いたら10通りの価値観があると思うので、一緒にいる時間が長くなればなるほど、ケンカだってすることもあるだろうし…。だからこそ、出会った頃のドキドキよりも、ちゃんと向き合って話せる人が理想ですね。
―どんな瞬間に恋愛対象として意識しますか?
渡辺 まず最初の「はじめまして」の時に、友達か(もしかしたら)恋愛対象になりうるかっていうどちらかになんとなく分かれると思います。後者の中で、一緒にいる時間の中でグッとくる素敵な一言があったりすると、急に気になりだしちゃうことがあります(笑)。
―では、友達からの進展はナシ?
渡辺 友達としての期間が長くなればなるほど、家族とかきょうだいみたいな感じになるのでナシかなぁ。尊敬という感情はあるけれど、恋愛対象にはならないです。ある意味、線引きがしっかりしてるかもしれませんね。
NYを拠点にして4年、得たものは?
――そんなニューヨークの仕事仲間たちに教わったことはありますか?
渡辺 日本でもテレビや舞台など、たくさんの人たちに育ててもらいましたが、ニューヨークでは「スピード感をもってチャンスをつかむこと」を教わりました。私はもともと緊張しやすいタイプなので、得意なことから派生するようなことには挑戦していたけど、初体験になるようなことは自ずと避けていたんです。
でも、ニューヨークではそんなこと言ってる場合じゃない!英語が話せなくて何もしなかったら始まらないから、準備ができていなくても「行け行け!」ってハッパをかけられて、いきなりステージに立たされることもありました(笑)。制作会社の担当者にアイディアを提案した際に「いつからできる?企画書、明日ちょうだい!」と言われて、企画書なんて作成したことないけど、頑張って翌日出したことも。
とにかくものすごいスピード感で進んでいくので、最初は戸惑いましたが、その環境にいるうちに、心の準備がなくても自然とついていけるようになったんです。いつでも“ready”でいることが求められる環境の中で精神的にも鍛えられましたね。
――それは自分の成長として実感できますね。
渡辺 そうなんです!この4年間、言葉では表現できないくらい貴重な経験をたくさんさせてもらったので、今は自分にすごく自信があるんです。でも、それは「私めっちゃ面白いですよ!」っていうことじゃなくて(笑)、人としてすごく成長できたなっていう意味で!
日本でも一人でトークライブをやることはレアだったのに、ニューヨークで単独トークライブをしたのも我ながらすごいなって思います(笑)。お客さんからの質問に対してエピソードトークをするスタイルを日本でもやってみたのですが、同期の作家から「急に客席に向かって‟質問どうぞ“って何!?すごいね」って言われました(笑)。