「すぐ終わっちゃう」男性の早漏問題

「え、もう終わったの?」女子会でつい出てしまう愚痴のひとつが、彼の“早漏問題”ではないでしょうか。

前戯でいい感じに盛り上がり、いざ本番と思ったら数分で彼がフィニッシュ。こちらはやっと温まってきたところなのに、彼だけ満足そうに寝転がっていて……。そんな「私だけ取り残された感」にモヤモヤした経験は、誰でも一度はありそうですよね。

ところで「早漏」には医学的な基準があることを知っていますか。

国際性機能学会(ISSM)の定義では、挿入前または挿入から1分以内に射精が起こる状態が“早漏”だとされています。さらに、射精を遅らせることができないこと、本人またはパートナーが満足できないと感じていることも早漏の定義となっています。

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なぜ、早漏になるのか?

それでは、なぜ早漏になるのでしょうか。早漏の原因は、脳と神経のコントロールがうまく働かないからと言われています。

ブレーキ役になっている脳内のセロトニンの働きが弱かったり、性器自身の神経が過敏になっていたり、緊張や焦りがあったりすることで“暴走モード”になり、コントロールできなくなってしまうそう。

そこで知っておきたいのは、パートナーが早漏でも満足できる方法。大切なのは「挿入時間の長さ=ふたりの充実度」ではないということです。

①前戯をしっかり楽しむ

女性が気持ちよくなれるポイントには個人差がありますが、ほとんどの場合は“中よりも外”。つまり、クリトリスへの刺激がカギになっています。

クリトリスを重点的に刺激すれば、挿入時間が短くても満足度はグッと上がります。

②挿入以外のプレイを取り入れる

挿入をベッドでのメインイベントにする必要はありません。手や口での刺激、プレジャーアイテムの活用など、選択肢を増やすことで「早く終わって物足りない」感は軽減できるはず。

男性パートナーにとっても、選択肢が増えることは心理的なプレッシャーからの解放につながります。

③二回目で楽しむ

男性によっては、休憩をはさんだ2回目の方が持続力が高まることがあります。無理は禁物ですが、お互いの同意があれば2回目に楽しむことができます。

最後に補足しておきますが“早い=悪い”ではありません。早漏の定義にもあった通り「本人やパートナーが満足できていない」ことが問題なんです。つまり、男性が3分しか挿入できないとしても、ベッドでお互いが満足できていればなんの問題もありません。

重要なのは「時間の長さよりも質」。質で満足できるように普段からベッドでのコミュニケーションを大切にしていきたいですね。

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