【及川光博×手越祐也】ドラマ『ぼくたちん家』に出演中!お互いを「王子っぽい」と思った時って?

Q1.撮影中に見つけた、お互いの「意外な一面」は?

及川 テゴちゃんはこう見えて、几帳面な男なんじゃないかと僕は推測しています!

手越 え!本当ですか?(笑)どんな時にそう思いました?

及川 なんかね、人に対して丁寧に接しているような気がする。様子をうかがっているのかな?

手越 (照れながら爆笑)

及川 一見、無邪気で勝手に突っ走るタイプかと思いきや、現場の空気を読んで人に応じて優しさのニュアンスを変えてくれるんです。僕が撮影現場で、あまりの暑さでぐったりしちゃった時があったんですけど、あえてその時は放っておいてくれたというか、そっとしておいてくれて。もちろん、撮影の合間でお話をする時はたくさんあるし、たいてい和気あいあいと話をして盛り上がっているんですけど、性別や年齢に関係なく細やかな気遣いができる方なんですよね。

手越 そうでしたっけ?別に意識しているワケじゃないんですけどね。無意識かな?

及川 友達が多いタイプだから、自然とそういう気遣いができちゃうんじゃない?仲良くできない人いなさそう!

手越 でも、僕はこう見えて全員から分かってもらいたいとは思っていないんです。「この人のこと好きだな~」とか、「仲良くなりたい!」と思っている相手にはガンガン自分からコミュニケーション取っていきますけど、合わないな、と思ったら心の扉をそっと閉めますよ(笑)。

及川 つまり、僕にもそう思ったことがあるってこと...?

手越 なわけないじゃないですか!(笑)

及川 よかった(笑)。

手越祐也 及川光博

手越 ドラマの撮影中は夏だったんですけど、ありがたく天気にも恵まれて、むしろ恵まれすぎて熱中症アラートが鳴ったりする日も多々あったんです。僕は暑さには強いほうなので、どれだけ暑くてもまぁまぁ普通に撮影ができるタイプなんですけど、ミッチーはこう見えて意外と暑さに弱いんだなって発見できました!

及川 だから言ってるじゃない、弱いって!(笑)にしても今年の夏は凄かったよね。

手越 撮影していても、カンカン照りかと思いきや急に雷が鳴り出したり…って天気の日もありましたよね。みんなでワーワー騒ぎながら撮影して、あれはあれで楽しかったなぁ。

及川 毎回、いろんなハプニングがあったよね。

手越「本当に可愛くて可愛くて、しょうがないんです!」

Q2.ドラマのキャッチコピーにもなっているように、「恋も人生も、ままならない!」というように、どうしようもなくなった時はどうやって心を回復させていますか?

手越 僕は基本的にじっとしている瞬間がなくて、ずっと動いているタイプ!だからなのか、あんまへコまないんですよね。バラエティー番組とかでもこんなテンションだから、「落ち込むことないんですか?」って本当によく聞かれるんですけど(笑)、”暇な時間を作らないと落ち込まない”と思っているので、ず~っと何かしら動いています。

及川 常に何かに集中していたら、悲しみや憂鬱も晴れるということだね。

手越 嫌なことがあった後に一人っきりになると、よりヘコんじゃうと思うんです。人間だから生きていれば嫌なことが起こることもあると思うけど、そういう時ほど気の置ける仲間と飲みに行ったり、趣味のスポーツで汗を流したりするほうが、ネガティブな感情って消えていくので個人的にはオススメの過ごし方だと思っています。ミッチーはどうしてます?

及川 僕は、音楽を作ることで発散しているかも。作詞作曲って、もちろん曲を聞いてくれるリスナーに向けて作ってはいるんだけど、今の自分に必要な言葉を並べていく、自分自身に向けての応援歌だったりもするんです。曲を作ることで自分を奮い立たせるというか…ネガティブな感情は、創作活動のエネルギーに変換しています。

手越 ネガティブな感情の時ほど、歌詞やアイディアやババーッと浮かんできたりしますよね。

及川 そうなの。こういう仕事をしていると、辛いことさえも作品として昇華できるからありがたいなと思います。

手越祐也 及川光博

Q3.おふたりと言えば「王子コンビ」だと思いますが、撮影中にお互いのことを「王子様みたい!」と感じたことは?

及川 僕は今回の現場に入る際は、役柄的にあえて”輝かない”ようにしているんです。派手さ、華やかさとは真逆な役柄だから、極力地味めにというか、意識して脱力しています。気を抜くと、すぐにキラキラしちゃうからね(ニッコリ)。

手越 さすが!!

及川 テゴちゃんを王子だと感じた瞬間は、やっぱり黒髪のウィッグを外した時だよね。この輝かしい金髪…スターだなって!なんか発光しているよね(笑)。

手越 (笑)。ミッチーも今おっしゃったように、現場では、ミッチーのことはずっと「玄一」に見えていたので、逆に現場を出る時というか、オフのミッチーに戻る瞬間に「あ、キラキラしている!いつものミッチーだ」って思っていましたね。そのギャップにも驚くし、役者としてさすがだなと感じていました。

及川 役ってすごいね。衣装やメイクでスイッチ入っちゃうから!

Q4.さいごに…お二人が最近、”恋に落ちたこと”を教えてください!

手越 僕は飼っている愛犬。最近じゃないけど…もうずっと恋に落ちています。昨日も夜遅くまで仕事があったんですけど、仕事と仕事の合間の時間に家に帰ることができたので、帰ってひたすらワンちゃんを愛でていました。ずっとチューしています(笑)。本当に可愛くて可愛くて、しょうがないんです!こういう娘がいたらいいな~って思ったりしますよ。でも甘やかしすぎちゃうかも…。

及川 「溺愛」でいうと、僕は姪っ子ですね。忙しくてあんまり会えないんですけど、運動会とか文化祭の写真が送られてくるのを見て癒されています。一生懸命な姿や友達と楽しんでいる姿を見ながら、ひとりでお酒を飲んでいます。

手越 それはミッチー含めて可愛い!いい話ですね。

及川 ありがとう(笑)。

<衣装クレジット>
手越さん分
ジャケット¥77,000/マインドシーカー(ジョワイユ)
フーディー¥6,050/ユナイテッドアスレ(キャブ)
パンツ¥8,590/ザラ(ザラカスタマーサービス)
シューズ¥47,300/ダナー(ジャーナルスタンダード表参道店)
<お問い合わせ先>
キャブ/united-athle.jp
ザラカスタマーサービス/zara.com
ジャーナルスタンダード表参道店/03-6418-7961
ジョワイユ/03-4361-4464
Photo:Otsuru En(SHOWAKICHI ¥50)
Styling:Shoji Rinka