「遊園地を経験した水上さん、目がキラキラと輝いていました(笑)」

ードラマ『シナントロープ』で、お二人が撮影を楽しみにしていたシーンなどあれば教えてください。

山田杏奈(以下:山田):会話劇が多いドラマなので、みんなでセリフを掛け合うシーンがすごく楽しみでした。同世代のキャストが多くて、それぞれ個性もあって。どう絡んでいくのかワクワクしていました。

水上恒司(以下:水上):僕は、遊園地のシーンが楽しみでした。今まで、浅草の花やしきにしか、テーマパークに行ったことがない人生だったんです。初めて体験することがあって、めちゃくちゃ怖かったんですけど……でも楽しかったなぁ。

山田:某有名なランドにも行ったことがないって仰っていましたよね。「となりのトトロ」を観たことがないのと同じくらい、珍しいなと思った覚えがあります。

水上:そんなにみんな行ったことあるの!?

ー(笑)。遊園地の撮影後の水上さんの反応はいかがでしたか?

山田:「くるっと曲がるジェットコースターっていうのがあってさ。それ乗ったんだよ、すごいよね!」って、キラキラした目でお話しされていたので、可愛らしい貴重な一面を見られたなと(笑)。

ーちなみに、お互いの第一印象や、共演を重ねて印象が変わったことはありますか?

水上恒司 山田杏奈

水上:僕が初めて杏奈ちゃんと会ったのは、僕がまだ前の芸名のときだったんですよ。だから、違う名前で共演することになって、呼び名がやりづらいだろうなって思っていたら、顔合わせをしたときにまず「なんて呼べばいいですか?」って聞いてくれて。以前から役者としての信頼はありましたが、安心感みたいなものが、現場に入る前から確証に変わった気がします。

山田:以前ご一緒した方とまた共演できるのはすごく嬉しいことですし、きちんと呼べるように、お家で「水上さん、水上さん」って練習していました(笑)。私は、撮影前から水上さんが会話を引っ張ってくれる印象でした。だからこそ、この会話劇も「ついていこう」って思わせていただきましたし、一緒に演じることができてすごく楽しかったです。

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「山田さんは、僕には持っていない処世術があってすごいなと思います」

水上恒司 山田杏奈

ー撮影現場の雰囲気はいかがですか?

水上:シリアスなシーンでは緊張感が生まれる瞬間もありましたが、基本的にみんなでコミュニケーションを取りながらやれています。シナントロープのバイトメンバー8人とは、控室でよく盛り上がっていました。坂東龍汰さんが盛り上げ上手なんですよ。彼を中心に、くだらない話もいっぱいしました。

山田:坂東さん中心に話が盛り上がるので、役柄と少し通じるところがありますよね。

ーお二人は、演じられる役柄に共感できる部分はありますか??

水上:僕が演じる都成は、爆発的な情熱を持っている部分があるので、そこはなんとなく似ているのかなっていうふうには思っています。ただ、このキャラクターは“卑屈”がキーワードとしてあると最初に監督から共有されていたので、どうやってその卑屈さを表現するか、みたいなところは、未知な部分はありましたね。

山田:水町は、気が強くて、後先考えずに突っ込んでいくタイプなのですが、水上さんからは、「したたかなところが似ている」って言われました。

水上:悪い意味じゃないですよ?(笑)思ったことをすぐ顔に出さずに、やるべきことをやっていくというか。自分の意見をしっかり伝えるタイミングや場所を選んで、自分が削られていかないように処世術的な部分が、僕にはないから、すごいなと思っています。

山田:ありがとうございます(笑)。

ードラマ「シナントロープ」の舞台はハンバーガーショップですが、もし役者以外の仕事をするとしたら、どんな役割の仕事をしたいですか?

水上恒司 山田杏奈

水上:デリバリーです。運転が好きなんですよ。シナントロープでも三輪車を運転するシーンを撮ったんですけど、やっぱり楽しくて。外で程よく休憩しながら、運転できたら一番理想ですね。

山田:私はレジ打ちしてみたいです。打ち間違えとかしないようにするのも大変だし、すごくカッコ良いなって昔から思うんですよね。世の中のレジを打っている方、尊敬します。私も経験してみたいです。

水上恒司 山田杏奈
Photo: Kazumi Izawa
Text: Natsumi Takahashi(Spacy72)

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