セックスで泣いたことある?涙と快感の関係
突然ですが、セックス中に泣いてしまったことはありますか。実はこれ、意外とよくあることなんです。
涙は、悲しいときや辛いときだけではなく、嬉しいときや心が満たされたとき、心が揺れたときにも自然にこぼれるもの。
そしてセックスは、心の振れ幅が普段よりもずっと大きくなる行為です。だからこそ「泣けるセックス」が起きても不思議ではありません。この記事では、よく見られる3つの涙を紹介します。
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セックス中に見られる3つの涙
1.エクスタシーの涙
オーガズムに達したあと、突然ぶわっと涙がこみあげることがあります。「え、私どうしたの?」と驚いてしまうかもしれませんが、これは完全に生理現象です。
絶頂時には、エンドルフィンやオキシトシンなどの“幸せホルモン”が一気に放出されます。快感、安心感、解放感が一気に押し寄せてきて、感情がキャパオーバーになった果、涙が溢れ出します。
ちなみに、これは女性だけの現象ではなく、男性にも起きることがあります。性別に関わらず、身体が正直に反応しているだけなんです。
2.安心の涙
セックス中は、心も身体も素の状態に近づきます。そんな状態で信頼している相手に受け入れられると、心のガードが下りて、ふわっと涙がこぼれることがあります。
たとえば、抱きしめられてホッとした瞬間。「大丈夫だよ」「好きだよ」と言われて心がゆるんだ瞬間。心の深いところで安心できたときに、自然と涙が溢れてくるんです。
3.つい出ちゃう涙
痛くも悲しくもない、特別嬉しいわけでもないのに、気づいたら涙が勝手に出ているタイプです。
これは、刺激が強くて反射的に涙が出てしまっているだけ。例えば、強い光を見たときや、くしゃみをしそうなときに涙がにじむのと同じで、セックス中の強い刺激でうっかり涙のスイッチが入ってしまうイメージです。
涙も、その人のセックスの“味”のひとつ。
もちろん「セックスで泣いたことがない=いいセックスをしていない」ではありません。涙は人によって出やすい・出にくいが大きく違うので、毎回泣いてしまう人もいれば、一度も泣いたことがない人もいます。
セックス中に涙を見せてしまうと、相手をびっくりさせてしまうんじゃないかと心配になるかもしれません。でも、涙が出るのは“心から安心して感じることができている証拠”。泣けるほど解放されるセックスって、むしろすごく素敵なことですよね。
もし自分が泣いてしまっても、逆に相手が泣いてしまっても、慌てなくて大丈夫。「大丈夫?」「辛い涙じゃない?」とひとこと確認できれば、それで十分です。
涙も、あえぎ声や潮の吹きやすさなどと同じように、その人のセックスの“味”のひとつ。泣いても泣かなくても、自分自身が心地いい時間を過ごせているなら、それでオッケーです。

