彼が朝から元気なのはなぜ?
お泊まりした朝。彼はやけに元気なのに、こっちはまだ半分夢の中……。この温度差、経験ありませんか。
夜ならいいムードになるのに、朝は気持ちも体も追いつかない。
反対に、なぜか自分の方が朝からやる気まんまんなときもあったりしますよね。その揺れ、実は気分だけの問題ではなく、ホルモンのせいかも。
(こちらの記事もチェック)ウィンタースポーツの季節が来た♡オシャレなのに機能性がスゴすぎる!?【おすすめスキー・スノボアイテム4選】
セックスにも「朝型」「夜型」がある
「男性は朝から元気」とよく言われますが、それは都市伝説ではありません。性欲に関わるホルモンのテストステロンは、男女ともに起床前後にピークを迎えます。
特に男性は変動が大きく、目覚めとともに性欲がムクムクと起こりやすいんです。
一方で女性はというと、女性にもテストステロンはあります。しかし、その分泌量も変動の幅も男性ほど大きくはありません。
ですから、性欲よりも「まだ寝ていたい」「さあ、身支度しないと」という気分になることが多く、「今じゃない……」感が出やすいのは自然なことです。
じゃあ、朝からしたくなる女性はおかしいのかというと、そんなことはありません。
よく眠れた朝、安心できる関係性など、条件が揃えば女性でも朝から性欲が起こることがあります。もちろん個人差もあり。正解も平均もありません。
お互いに気持ちの良い性生活のために
「結局、いつするのがいいの?」と思うかもしれませんね。実は、コンディション次第では、夜より朝の方がうまくいくケースもあります。夜と比べて睡眠後の体は疲労が少なく、パフォーマンスが上がる可能性があるからです。
夜は仕事の疲れ、夕食後の消化、お酒、スマホによる脳の疲れなどのせいで、気持ちがうまく切り替わらないことも多いです。
男性の場合は、それが性機能に直結してしまうこともあります。「デートの夜だからしなきゃ」というプレッシャーを感じている人もいるでしょう。
もし、夜のセックスに負担を感じているのなら、あえて朝を選ぶのもいい戦略かもしれません。自分とパートナーが、朝したくなる「朝型」なのか、夜したくなる「夜型」なのか分からなければ、どちらも試してみるのもおすすめです。
「夜の方がセクシーな気分になりやすい」「朝、寝起きでボーッとしているときの方が開放的になれる」など、お互いにフィードバックしてみるのもいいですね。
もしかすると、自分が「夜型」で相手が「朝型」など、好む時間帯に違いが出てしまうかもしれません。
その場合は、その日の体調や気分に合わせて「今日は疲れてるから明日の朝ね」「仕事が早く終わったから今夜どう?」など、打診してみるとお互いの負担なく性生活を続けることができます。

