S50生まれの私でも流行をエンジョイできるのかを検証する不定期連載。
arの編集長をやっていながらトレンドを知らないでいるのはヤバい…という焦りから生まれた連載です。ゆるっとご観覧ください。

記念すべき第一回をどうするか暫く悩んだのですが、タイムリミットが迫っているようなので、お題はこちらに決定。


“今更でごめんなさい『君の名は。』をやっと観にいく”


[↑公式サイトより]


なるべくネタバレは防止しようと思いますがモレちゃってたらごめんなさい。
なるべく観たことある方との「わっかる~」なノリの感想をダラダラ書く所存です。


まず、
第一発目の感想は「THE 腑に落ちない」


いきなり実も蓋もなくて申し訳ない。
でも観終わった瞬間はこう思ってました。

ん?? え、これで終わりか!?と。

なんか急に終わったんですよ。

(小声:途中、自分が寝落ちしてたってのは棚に上げて)


一番よくわからないままだったのは、恋心。
だってね、HPを見たらトップに出てくるのはこれ。



[↑公式サイトより]


まあ夏ではないんだわ、すでに(1月27日鑑賞)。乗り遅れ感満載。
しかし少女漫画をこよなく愛する私は、ベタな恋愛の展開とかでもイチイチ感激できる性質なんです。

が、今回ばかりは恋できなかった。

なぜ2人は恋に落ちたのか?がいまだにわからない私はもはや恋バナを引退した方がいいのかな。

悲しい。


あと、何でもアリなポッケを持つドラえもんでさえ時空法で禁止していた、未来を変えてはいけないというSFものの常識もさくっと禁忌を破ってますね。
まぁ良い結果のための行動だから良いのか。。。


とか。

他にも疑問に思うことがたくさんあって思わずネットで解説を探しまくり、読み耽りましたよね。
映画が終わったのが夜中のちょうど12時で、気づけばこんな感じに。





一緒に観た人に、こんな解説あったよ!を夢中で送りつけたLINE画面。


ネット上に溢れる親切かつクレバーなたくさんの解説に、だんだん惹きこまれる私がそこにいた。
そうかそうかなるほど。深いなぁ~、『君の名は。』。

すごいなぁ~『君の名は。』。


ん?(笑)
感心してていいのか、自分。


山盛りの情報で脳がショートしたので、いったん落ち着いて
この映画の最大のモチーフである「夢」について考えてみたり。


こどもの頃の、生まれる前から誰かとつながっていたような感覚とか、
生き生きした夢を生きた後、身体の芯に熱く何かが残ってる朝があったこととか。

そんな感覚からすっかり遠ざかっていたことを思い出し、

暫く感慨に耽ったりもしたわけです。これは良い時間だったな。うんうん。


まとめると、
目に入るすべての絵がきれいで音も良いのに、腑に落ちないディテールがあって勿体ない。

その部分を誰かにうまく説明してもらって、

その答え合わせのためにもう一度観たいなっていうのが最終的な感想。


えっ

[↑自分で描きましたので小さめに]

もう一度観たい、、、とな?笑

それってすでにハマってるってこと?
怖い怖い。これが『君の名は。』の恐ろしさか。

まんまと製作陣の術中に嵌められている。

さあ、皆さんも是非モヤッとして、そしてハマッてください。

まだ間に合うよ。


[TOHOシネマズサイトより]