一生忘れない。僕と家族を幸せにしてくれた
人生最高のサプライズ。
ペットとイケメンに癒されまくると話題の連載、第三回目は、売れっ子カメラマンの
イケメンアシスタントとして話題の彼と、
忙しい彼の心を癒していたイケメン猫が登場!
でも、、、、、、、、、、、、、、、
彼との出会いは中学校2年生の時。
母に「誕生日のプレゼントは何がいい?」
と聞かれた僕は迷わず答えた。
「サプライズ!!!」
そして迎えた誕生日当日。
帰宅した僕を待っていたのが彼だった。
彼は、僕の祖父母の結婚記念日に生まれ、
僕の誕生日に家にやってきて、
姉の誕生日にこの世を去りました。
何か不思議な縁を感じます。
…そう、彼はもうこの世にはいません。
この企画のお話をもらう少し前に旅立ってしまったのでした。
なので、ここで彼との思い出を振り返らせてください。
誕生日に出会った彼に、
僕がプレゼントした名前は「ひゅう」。
僕が幼い頃に憧れていた、
トム・クルーズ主演の映画『ミッション・インポッシブル2』に
出てくる敵役「ヒュー」からもらいました。
幼い頃は悪役に強く惹かれてたんですね(笑)。
僕にとって彼はベッカム級のイケメン。
性格はツンデレで女好きで、
普段はクールなのに、知らない女の人が遊びにくると
スリスリとくっついていました(笑)。
小さいネズミのオモチャが大好きで
いつも遊んでいたんですが、なぜかいなくなるんです…。そのネズミ。
多分ひゅうがどこかに隠してしまうんですが、どこを探してもいなくて。
そのたびにちょくちょく買ってきてたので、
生涯彼は100匹以上は隠したと思います。
いったいどこに消えてしまったのか…今でも謎です。
僕とはよく、ダルマさんがころんだみたいな動かない遊びや
かくれんぼをしてました。
かくれんぼでは僕がいつも隠れる役で、
ひゅうがそっと探しに来てくれるんだけど、
4、5回やると待ってても来なくなって
あれ?って様子見に行くとご飯食べていたり寝ていたり…(笑)
それに本物の虫とよく戦っていました!
ひゅうが元気な時って、自宅で虫って見たことがないのに、
彼が一週間入院したらすぐに虫が登場して…。
きっと家族の知らない間に、うちに侵入した虫は
みんな餌食になっていたんでしょうね(笑)。
彼が亡くなった今、虫嫌いの姉がすごく怯えています。
人生の半分くらいを一緒にすごしていたひゅう。
この話に後日談があるのでお待ちください。
登場人物
田中宏征 26歳
人気カメラマンのアシスタントとして多忙な日々を過ごしつつ
オフの日には身体を動かしてリフレッシュ!
ひゅう
ともに成長してきたアビシニアンの男子。
先日旅立たれました…。
編集も涙。