ゴルフを始めたからには、目指すはコースデビュー。その時にボールを前に運べるように、最低限のポイントを抑えたレッスンを、4回に分けてUP。
アイアン編
グリップとアドレスができたらスイングする準備はOK。練習で使うクラブは、ラウンドで一番多く打つ7番アイアンがおすすめ。
「前回のグリップとアドレスを実践。スイングする時の鉄則は、両肩とクラブを持った手首をつなぐ三角形を崩さないこと。脇を締め三角形を崩さず振り子のようにクラブを振る感覚に慣れることが大事」(小菅コーチ)
まずは振り子のように振る。時計の8時から4時までのイメージで、スピードを変えずヘッドが同じラインを描くように三角形をキープしたまま、スイングを繰り返す。
8時から4時までが正確に振れるようになったら、9時から3時までにトライ。振り抜く時は、右足のかかとが浮いてOK。腰の高さを変えないことがポイント。
いよいよフルスイングに挑戦。9時の位置まで上げたら左手は伸ばしたまま右手のひじを曲げてクラブを担ぐ。手首とクラブの角度は90度が目安。この時、下半身は動かさない。3時の位置まで振ったら、身体をねじって振り抜く。おへそが正面ではなく斜め左を向くくらい。
コーチのお手本!
「ポイントは下半身を安定させること。振った時に背中の軸や腰の高さのブレがなければ必ずボールに当たります。当たらなくなったら、基本に戻る。振り子スイングを最初は小さく繰り返し、だんだん大きく振って練習してみてください」(小菅コーチ)
教えてくれたのは…
Samantha Thavasa ゴルフアカデミー
ティーチングプロ 小菅隆志さん
サマンサ タバサ ゴルフアカデミーのヘッドコーチとして初心者からプロまで幅広い層に指導。
月会費¥15,000(レディース会員・入会金¥10,000)でレッスン受け放題、3か月12回の土日限定レッスンでラウンドデビューを目指すコースなどがある。
www.samantha.co.jp/special/2012/stga
次回は、ドライバー編!
Photo:Oka Chisato Model:Aoki Natsuno(ar girl)