ゴルフを始めたからには、目指すはコースデビュー。その時にボールを前に運べるように、最低限のポイントを抑えたレッスンを、4回に分けてUP。
パター編
長い距離のドライバーも短い距離のパターも、スコアは同じ一打。ホールにボールを入れるパターが上手になるとスコアがぐぐ~~んとアップ!
「まずは左手、次に右手の親指をグリップの平らな部分に置いて握る。右手を左手に少し重ねて、上から包むように。打った瞬間も手首が曲がらないようにしっかり固定。脇も締める」(小菅コーチ)
コーチのお手本
両足が平行になるように肩幅くらいに開いて、パターを吊るすように持ち、ボールを真上から見下ろせる位置に構える。「腕の延長線にクラブがある感覚で握る」(小菅コーチ)。
ひじは軽く曲げてリラックス。肩と両腕で描く五角形をキープし、手首も固定してクラブを引く。
引いた距離と同じ分だけクラブを振る。腕とクラブを一体化して左右対称に。
コーチのお手本!
「コツは手首の固定。肩と腕を結ぶ五角形をキープしたまま、ボールに当てばOK。パターは、振り幅で距離をコントロールします。振り幅が広ければ遠くに、狭ければ近くにボールは進む。目標の位置にボールを届けられるようになると、一気にゴルフが楽しくなります。ボールと一緒に顔も上半身も動かしてしまう人がいますが、それはNG。手首も固定して、腕とパターを一体化させ、左右対称に振る!」(小菅コーチ)
アプローチ編
グリーンの近くまでボールを運んだら次は、グリーンに乗せるアプローチショット。クラブは、短めで先端のフェイスが上向きの“ピッチング”を使用。
基本動作はアイアンと一緒。足幅は狭くし、短めにクラブを握り、上体はクラブが短い分、前傾する。ボールは両足の真ん中にセット。
体重はやや左にかけ、打つ瞬間は左重心に。背中はまっすぐ、腰の高さもキープして。
背中を軸に振り子のように左右対称に振る。振り幅でボールの距離を調整。
コーチのお手本!
「パター同様、パワーやスピードではなく、振り幅でボールを運ぶ距離を調整するアプローチ。上向きのフェイスで打つので、ボールは高く上がります。力がいらないので、女性でアプローチが得意な人は多いかもしれません」(小菅コーチ)
レッスンを受けたのは…
ar girl 青木夏乃さん
「レッスンを受けることで、コースデビューへの道が見えました。アイアン、ドライバー、パター、アプローチの練習、頑張ります!」
教えてくれたのは…
Samantha Thavasa ゴルフアカデミー
ティーチングプロ 小菅隆志さん
サマンサ タバサ ゴルフアカデミーのヘッドコーチとして初心者からプロまで幅広い層に指導。
月会費¥15,000(レディース会員・入会金¥10,000)でレッスン受け放題、3か月12回の土日限定レッスンでラウンドデビューを目指すコースなどがある。
www.samantha.co.jp/special/2012/stga
Photo:Oka Chisato