実は本当の恋愛というものは不安がなくなってから始まるんですよ。
それは不安を燃料にするのではなく安心を燃料にしていく恋愛に変化するわけです。
不安を燃やせば身を焼き尽くすほどの炎が上がりますが、安心にはそこまでの火力はありません。
ほんのり暖かい程度の火がつくだけですが、その小さな火の暖かさが心地いいんですよね。
不安を燃料にした恋愛で大火傷を負った経験がある人ならわかると思うのですが、刺激物でしかない恋愛よりも安心に包まれた恋愛の方が愛する価値のある恋愛になるんですよ。
不安の先にある安心の恋愛を知ってしまったらもう恋愛初期の情熱的な感情なんてめんどくさいだけのもの。
不安を燃料にした刺激的は消耗品ですが、安心を燃料にした気持ちは普遍的なものになりますからね。
『変わらぬ愛』というものがあるとしたら安心の中にしかないものなんですよ。
その恋愛の変換期で当然セックスの頻度は変わります。
恋愛初期は頻繁にしていたものが安心できる関係になって減っていくわけですけど、
それは愛情が減ったわけではなく不安が減ったというだけのこと。
セックスの頻度もまた不安を燃料にしている部分が多々あるということです。
最近はとくにセックスレスに過剰反応している人を多く見受けられるのですが、セックスは愛情を測る物差しにはなりませんよ。
愛情の物差しとなるのは話し合いです。
セックスレスでもちゃんと話し合える関係を維持しているところはうまくやっていますが、セックスはバンバンやっているくせにまともな会話がなくなってしまったところはことごとく終わっていますからね。
セックスレスよりトークレスに気をつけた方がいいと思いますよ。
TEXT/DJあおい(@djaoi)
ツイッターで独自の恋愛観を語る謎の主婦。
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