4.定点の中でどれだけメリハリをつけられるか

メイク動画は手元がふさがってしまうので、スマホを動かせずどうしてもずっと同じアングルになりがち。ただ、自分自身がそのアングルの中で動きを見せることで、見ていて楽しい動画になります。


手元の動きを見せたいシーンでは、自分からカメラに寄っていくと見ている人にも(コスメの使い方が)わかりやすいですし、近づくという動作で親近感を沸かせることができます(岡田さん)


5.テロップ、動画の構成…こだわりの編集を!

また、動画の構成も肝です。ついそのまま時系列でアップしてしまいそうですが、「メイクの完成系を先にみせてから、すっぴんの状態に戻りメイクを始めると、イメージがわきやすく手順を知りたくなるので、最後までの視聴につながります(岡田さん)」とのこと。最後まで再生してもらうためには、最初にインパクトを持ってくるのがベストだそうです。

テロップは、一文字ずつ間に半角のスペースをいれるとバランスがよくなります。文字の色はどんな動画でも世界観を壊さない薄めのカラーがベストです」という岡田さん。さらに文字の色を半透明(「50%透過ぐらい」)にすると見やすいそう。使っているソフトは人それぞれですが、このポイントはどんなソフトにも生かせそうですね。ちなみに、今回はimovieでの編集にチャレンジしてみました。

この5つのコツを実践した動画がコチラ→
うさぎメイクにも◎! 女っぽピンクシャドウ4選【argirl石川瑠利子がお試し】

早速自分の動画作りに活かしてみてください。

 

教えてくれたのは…

株式会社Candee 岡田麻里奈さん

テレビ番組の制作に6年携わり、現在はCandeeにてファッション・メイク動画の配信に携わる。番組に出演しているモデルのファッションやメイクを参考にしながらアイテムをその場で購入できる、ライブコマースアプリ「Live Shop!」プロデューサーを務める。

Text:Ichiki Takato