おタク男子が世のおフェロ女子に物申す!
読者の乙女なお悩みに、バンドマンでおタク男子の彼が思いもよらない変化球で答えます。
恋も仕事もおしゃれも夢も。人生に迷ったらあの人に相談してみよう!
答えてくれるのは、ロックバンド・オワリカラのタカハシヒョウリさん。
↑ミュージシャン時のタカハシさん
↑特撮おタク時のタカハシさん
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今回は、デート時の憂鬱なお悩みが届きました。
自分の話ばっかり。
私の彼はとても明るく、よくしゃべるのですが、デート中はずっと自分の話ばかりです。最近は仕事が楽しくて仕方ないみたいで、仕事の話をずーっと聞かされます。頑張ってるんだな~と聞いていて尊敬できるし、悪気はまったくないと分かっているんですが、正直疲れます。ちょっとでも自分語りを控えてもらうことはできないでしょうか? (みーさん・30歳)
「自分語りが止まらない人か。みーさんは、”自分の話ばっかりしてんじゃねーよ!”とは言えない性格ってことですね」
―おそらく仕事好きな男性なんですね。でもみーさんに対して別に嫌みっぽい言い方をするとかでもないみたいですね。ただただ楽しそうにしゃべりまくると。
「本当は”また自分の話?(笑)”って笑ってやるのが一番なんだろうけど、そんなことしたらこの彼はたぶん怒り出す可能性あるよね。そしたら、その彼よりもさらに自分の話ばっかりする奴を連れてきて、ぶつけるっていうのはどう?」
―ぶつける?
「目には目を、歯には歯を。その彼を超えるほどの自分語り好きを連れてきて、彼に自分語りする隙も与えないほどめっちゃ自分語りしてもらう。そして、自分語りバトルで負けさせるっていうのはどう? 『ゴジラ対メカゴジラ』的なさ。で、”あっ自分の話ばっかする奴ってこんなにウザいんだ…!”って気づかせる。しかも、彼よりもっとハイスペックな奴を連れていくとなおよし。人の振り見て我が振り直せってスタイルで彼に悟らせる」
―なるほど!(笑) たしかにみーさんの彼って、自分以外の自分語りの例をあんまり見たことないかもしれませんね。
「半端じゃなく自分語りする友達を見つけてさ。それか、知り合いに”今日だけ自分語りして!“って頼んだっていいよ。なんなら話す内容は嘘でもいいかも! 役者の卵かなんか雇って、とことん自分語りしてくださいってお願いする」
―とんだお芝居ですね(笑)。