女性誌「ar(アール)」の見所をオトコの(というよりは筆者の)独断と偏見で紹介していく当コーナー。

前編に引き続き、今回も「ar(アール)」11月号のミドコロを徹底解剖していきます!

続・森絵梨佳、ねえ森絵梨佳、森絵梨佳

前編では森絵梨佳さんへの愛の大きさについて、大変多くの方から「シンプルに気持ちがわるい」という率直なご意見をいただきました。

「編集部はなぜ止めなかったのか?」というコメントすらいただき、感銘を受けた次第であります。

読者の皆さんの意見を反映しつつ、今後も清く楽しい連載を続けていきたい所存ではありますが、ここでひとつ、皆さんにお知らせがございます。

11月号のarは、森絵梨佳特集が巻頭から2連発です。

誠に遺憾。どうしてこれを許すことができようか。

一度はシンプルに気持ちが悪いとまで言われた私ではありますが、本誌が森絵梨佳さん2連発というのなら、それに従うのがWeb連動企画というもの。

すでに満身創痍となった体にムチを打ち、筆者は再び、森絵梨佳の沼へと挑むのであった。

……絵梨佳……絵梨佳、聞いてるか? ダメじゃないか。

寒いからコートはちゃんと肩にかけとけって言ったろ? たとえブラウンのタートルネックのワンピースからのぞく細い首と揺れるイヤリングがどれだけジャケットに似合っていて前髪の絶妙な長さと色っぽさ全開のくちびるで誘ったって、俺たちのマラソンは北海道ではやらないんだからな……??

 

絵梨佳…前編でも言ったろ…そんなに異常に細くて長すぎる袖のリブの服を着たって、俺たちは仕事でしか会えないってば……。

ブーティとワンピで作る絶対領域がいくら魅力的だからって、俺はこの連載原稿を書かなきゃいけないんだ……。絵梨佳、わかってくれよ……。

絵梨佳、俺が中学時代に考えていた「将来ひとり暮らしをしたときに隣に住む年上のお姉さんが着ていてほしい格好」を完全再現するのはやめろって言ったろ……?

無防備なローゲージニットの破壊力は本当に脅威だからいますぐ辞めるんだ……頼む……。

だからってそこまでストリートに走るんじゃない。お前はグランドセフトオートに出てくるギャルか。

ギャップで釣ろうとする魂胆が見え見えすぎるだろ。

  

と、どこまでもお花畑が広がる世界を作っていけそうなのですが、本誌では好きなカレへ狙いをすまして豪快ゴールを決められるようなファッションやメイクをしっかり紹介してくれていますので、こんな夢世界はさっさと忘れて本誌で研究してみてください!