おタク男子が世のおフェロ女子に物申す！
読者の乙女なお悩みに、バンドマンでおタク男子の彼が思いもよらない変化球で答えます。

恋も仕事もおしゃれも夢も。人生に迷ったらあの人に相談してみよう！


答えてくれるのは、ロックバンド・オワリカラのタカハシヒョウリさん。


↑ミュージシャン時のタカハシさん

↑特撮おタク時のタカハシさん


☆これまでの処方箋一覧はコチラ！

今週は、働き始めると誰もがぶち当たるお悩み！

このままじゃ誰とも…？

社会人になってから年々友達が減っていく気がして、これではマズイので、仲良しだった子に定期的にラインを送ったりしたいんですが、久しぶりすぎて何を送るか戸惑います。こんなときちょうどいい話題って何でしょうか？(ホワイトさん・27歳)

「こういうのは、改まった感じでやろうとするとめちゃめちゃハードル上がりますよね。本当にどうでもいい内容のほうがいいと思います」

―お、おう(笑)。斬新な意見ですね。

「送られた方も“うわ～、どうでもいい～！”って返せるくらいの軽さがいいと思う。歩いてたら面白い看板見つけたとか、そういうレベルのさ」

―え？　久しぶりの人に突然、看板…？

「2年くらい会ってない人からいきなり”変な看板見つけたよ”ってLINE来たら、なんかよくない？」

―う、う～ん？

「突然フトコロに飛び込んでいくというか。昨日までLINEしてたかのようなラフさが、いいと思うんですよね」

―あ～！　たしかに。そう言われると納得です。

「だって改まった連絡が来ちゃうと、お互いに前のノリを取り戻すのに時間がかかるし、それもはや友達じゃないような」

―その通りですね。”元気？”とか来ると意外と返事に困ったり。

「僕の場合、大学の友達がいきなり”高橋”っていう橋を見つけたとか言って、3年ぶりくらいなのに突然その橋の写真が送られてきたよ」

―”高橋”の写真が(笑)。

「超どうでもいいじゃん？　でもそのどうでもよさのおかげで、前のノリがすぐ取り戻せた。だからそういう、まるで昨日までの延長かのような感じがいいと思うな」