おタク男子が世のおフェロ女子に物申す!
読者の乙女なお悩みに、バンドマンおタク男子の彼が思いもよらない変化球で答えます。

恋も仕事もおしゃれも夢も。人生に迷ったらあの人に相談してみよう!


答えてくれるのは、ロックバンド・オワリカラのタカハシヒョウリさん。


↑ミュージシャン時のタカハシさん

特撮おタク時のタカハシさん


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今週は毛色ががらりと変わって、まじめな人生相談を。

頑張れ、就活生!

就活中の大学生です。自分の強みがわかりません。どうやって自分の強みを見つけたらいいでしょうか。ヒョウリさんは強みを聞かれたら何と答えますか?(PPさん・22歳)

「僕はわかりますよ、自分の強み」

―おぉ! 何ですか?

「普通に考えたら絶対につながらないAとBという2つの物事を、つなげることができるっていうのが僕の強み」

―…??? たとえば…?

「たとえば、そもそも僕、わりとオルタナなバンドマンじゃないですか。でもarで連載持ってるって、本来絶対つながらないんですよ。でもそれがつながってるっていう(笑)、そういうことです」

―ハハハ!!

「けっこう何に関してもそうで、普通ソコとソコ、つながなくない!?っていうのをつなげて面白くしたいというか、それで仕事になるっていうのが強みかなって。自分ではそう思ってますよ」

―タダモノじゃなさがありますね(笑)。

「でも僕、20代前半とかに自分で思ってた自分の強みは全部、完全に間違ってました

―何と思ってたんですか?

「わりとリーダーシップがあると思ってたし、いろんな事やって睡眠時間めっちゃ少なくてもバリバリいける出来るヤツだと思ってたけど、まったくそんなことはなかった。今はまったくそうしたいと思わないし、リーダーみたいなことも向いてないと思うな。とにかく寝たい

―それは歳をとったからじゃないですか?(笑)

「いや、そういうことじゃないんだよ(笑)。つまり、そもそも学生時代に自分が思う強みなんて、だいたい外れてるから。だってそれって大抵、自分の思う理想像でしょ

―…たしかに。

「単にそうなりたいっていう姿だったりするよ。だから逆に、自分のなりたい姿を言っておけばいいんじゃないかな? 大学生時点で自分の強みを的確に答えられる人なんていないと思うし」

ーいっそ理想像でいいと。

「ひとつあるとすれば、僕はだいたい人の適性って、10~14歳くらいまでで決まると思うんだよね。人格も14歳くらいまでに形成されると思う。だから子どもの頃に得意だったことは、基本的には一生武器になると思う」

―おぉ…! それは納得です。