愛することは支え合い、その支え合いが【支合わせ(しあわせ)】になるわけですが、
支えるということはその人の自立を促すものであって、お互いが自立するために支え合うことが愛情であり、お互いが依存してしまう支え合いはこの限りではありません。

いずれはどちらかが先に逝ってしまうのが避けられない運命ですからね。
自分が先に逝ってしまってもちゃんと生きていけるように、自立した大人になってもらうために愛情を注ぐことが『愛する』ということなんですよ。

その愛情の中で最も難しいと言われているのが『見守る』という愛情
その人のことを思うからこそ助けてはいけないことは多々あります。

家事や洗濯もやってあげるのは簡単、遅刻しないように朝起こしてあげるのも簡単、お金に困ったら貸してあげるのも簡単、でもそれ等をノータイムで助けていたらその人のためにはなりません。
手を出してあげたい気持ちを堪え、かといって見捨てることもせず、ただじっとその人の動向を見守ること。

自分の力でその苦境をどう乗り越えどう学んでいくのか、その成長を見守り応援することが『愛する』ということであり、その『見守る』という愛情が欠けているのが彼のオカンになってしまう女性の悪い癖なんですよ。

無自覚にオカンになり共依存の関係を築いてしまっている女性はたくさんいます。
共依存の果てにあるものは一緒に不幸になること。
共に幸せを共有できる関係になりたいのなら、
今一度『愛し方』というものを見直した方がいいのかもしれませんね。

 

TEXT/DJあおい(@djaoi)
ツイッターで独自の恋愛観を語る謎の主婦。
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