イケメンがコッペパンを食べる姿をただただ見つめるシリーズです。今回は、コッペ史上最もワイルド!?、でもきっと女の子には優しいに違いない!なギャップ男子の佐藤くんが登場です。
あんバターの優しい甘さって
癒しをくれるんだよね。
君の笑顔と同じくらい。
なんかこのところ、元気ないじゃん?なんかあった?昨日から気になっちゃってさ。幸か不幸か、週明けの昼間で客足もそんなにないし、店のドアに“CLOSE”の札出してきた。甘いものでも食べて気分転換しようよ。話、聞くし。はい、これ、君の分。
とりあえず、食べよっか。これさ、いわゆる“あんバター”のコッペパンなんだけど、バターが糸みたいに細く削られたやつなんだよね。だからなのか、あんこの甘味のあとに時間差でふわっとバターの風味が口の中に広がるんだけど、それがたまらないだよなー。ね?食べたらすぐ、わかるでしょ?
で……悩みは、そっかー……。彼が浮気ね……。店の上司としては、社会人のクセにプライベートを仕事に持ち込まないで気持ち切換えろよって言わなきゃだめなのはわかってるけど、実際そうもいかないってのもわかる。俺もそういう時あったし。ていうか、そんな男やめて、俺にしとけばいいのに……。……ん?今の聞こえなかったって?きっと空耳だよ、だって俺、食べるのに必死で何も言ってないし。お!笑顔戻ってきたじゃん。こういう時、あんバターの優しい甘さって癒しをくれるんだよね。君の笑顔と同じくらい。(あ、今のも何でもない)
よしっ、じゃあ、コレ食べ終わったら今日は店じまい!卓球しに行こうぜ。嫌なことあると行くんだけど、いい気分転換になるんだよ。
佐藤 亮
(さとう・りょう) 1994年8月6日生まれ。神奈川県出身、A型、しし座。ヴィンテージショップ『LIFFICTION』のクリエーター兼スタッフ。趣味はスケートボード。好きな女性のタイプは明るい人。お気に入りのデートスポットは渋谷卓球倶楽部。座右の銘は“無理せず焦らず。
Instagram @0806____(個人)、@liffiction(ショップ)
Twitter @08060806ryo
佐藤亮が選んだコッペパン“北海道産あんと削りバター”
コッペパンに北海道産の小豆で炊いたあんを塗った上から、専用の器械で冷えたバターを線状に削ってたっぷりとのせた、盛岡製パンのスターメニュー。老若男女問わずに大好評を博しています。狛江店より一足先にオープンした行徳店の人気No1メニュー。¥210
盛岡製パン 狛江店
岩手のソウルフード、コッペパンの専門店。毎日約1000個のコッペパンサンドが完売する行徳店に続く2号店。岩手県産の小麦“ゆきちから”を配合したふっくら、もちもちでほんのり甘みのあるコッペパンは、スタッフが毎朝丁寧に焼き上げているもの。フィリングはオーダーしてからコッペパンに挟んでもらえるので、作りたてのおいしさが味わえる。お菓子コッペ14種類、おかずコッペ11種類の全25種類を販売。“お子様ランチ”など、店舗限定メニューも要チェック。
ADD 東京都狛江市和泉1-1-1
☎︎ 03-5761-7907
open 10:00/close 19:00(売り切れ次第、終了)
年中無休
HP morioka-coppe.com
Photo:Mega Seiji
Hair:Morita Masanori(CANAAN)
Text:Ishibashi Rina
文章:石橋里奈
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