おタク男子が世のおフェロ女子に物申す!
読者の乙女なお悩みに、バンドマンでおタク男子の彼が思いもよらない変化球で答えます。
恋も仕事もおしゃれも夢も。人生に迷ったらあの人に相談してみよう!
答えてくれるのは、ロックバンド・オワリカラのタカハシヒョウリさん。
↑ミュージシャン時のタカハシさん
↑特撮おタク時のタカハシさん
☆これまでの処方箋一覧はコチラ!
今回は、カップル間の価値観の違い? こんな話題。
また紹介…?
彼が私のことを友人に紹介して回るのが憂鬱です。先月は大学の同期、今月は幼馴染の集まり…。私が楽しくないだけでなく、たぶん友人の人たちも仲間の一人が彼女を連れてきたら微妙な感じに思ってますよね?(Jさん・29歳)
「それは…場合によります!」
―そうですか? 場合によらず嫌じゃないですか?
「いや、たとえば友達が彼女を連れて来たとして、その人がその場のみんなと普通に接してくれるんだったら特別嫌じゃないけどな? もう、年齢的に連れてこざるを得ない人とかいますからね。奥さんやお子さんがいて、ちょっとした用事だったら一緒に来なきゃいけない事情とかも全然あるだろうし、絶対嫌だ!ってことはないよ」
―彼の本当の親友に会うとかならいいですけど、毎回連れ回されるのは嫌ですね…。嫌というか、必要がない! 彼のことが好きなんであって、彼の友達のことが好きなわけではないので…。それに、ちょっと想像ですけど、Jさんは何となく見せ物にされてるような気持ちになるんじゃないですかね? 行く先々で「へぇ~コイツこんな彼女と付き合ってんだ、ふ~ん」みたいな評価をされているというか。
「あー、なるほどね。だったら、別に紹介されたくね~よ!って言うべきだよ」
―でも、この彼はよかれと思って紹介していて、言えないのかもしれないです。どうしたらやめてくれますかね?
「そしたら、友人に紹介される瞬間だけすっごい変な顔するってどうです? 毎回毎回。それ以外の時間はめっちゃ普通なのに、紹介されるその時だけ変な顔する女」
―ヤバイ女だ…(笑)。
「”俺の彼女です”って彼が言って、みんながパッと見たら”エッ!?!?”みたいな」
―それは顔がいいですか? 変な行動でもいいですか?
「行動でもいいね。紹介された席でだけ、ずーっと爪楊枝折ってるとか。えっ俺の彼女、なんで友達に紹介する時だけこんな変なんだ!?ってなったら紹介しなくなるよ」
―めちゃくちゃだ(笑)。でもたしかにそうですね。
「ある種の抗議行動として」
―でも、ブスッとしてるよりは全然ましですね!
「あとは、料理めちゃくちゃ頼むとかね。メニューこっからここまで全部ください!とか言って、しかも全然手つけないとか」
―お店に失礼(笑)。
「まぁこれは実害があるからフラれるかもしれないけど(笑)、嫌なら抗議行動としてはこれくらいやってもいいんじゃないかな!」