おタク男子が世のおフェロ女子に物申す!
読者の乙女なお悩みに、バンドマンおタク男子の彼が思いもよらない変化球で答えます。

恋も仕事もおしゃれも夢も。人生に迷ったらあの人に相談してみよう!


答えてくれるのは、ロックバンド・オワリカラのタカハシヒョウリさん。


↑ミュージシャン時のタカハシさん

特撮おタク時のタカハシさん


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今回は、言いたいけど言えない…彼の言葉に悩む女子からの質問。

え? それ言う?

私の彼は思ったことをすぐに言ってしまう性格で、正直というか、無神経です。私が髪を切った時や、料理を作った時の感想や、家族に対しても一言多い時があります。他の部分は好きなのですが、どうしたら直してもらえますか?(みゆきさん・30歳)

―いや、真実なんだけどね…みたいなこと言う人、いますよね。

「髪切った時に”似合ってないね”とか?」

―はい。料理を作った時はとりあえず美味しいとは言ってほしいですし。

「うわ~もちろんわかるけど、料理がめちゃくちゃマズかった場合は? だって全然おいしくないのに味を褒めてたら、決して上達しないじゃん。もしまずかっとして、”いやこれまずいよ、食べれない”とは言わないですけど、何かヒントを使って少しでも前進していきたいじゃん。まぁ、”じゃあお前が作れよ”っていう話でもあると思うけど」

―お前が作れよ!ですよ。

「やっぱり(笑)。でも、仮に作り続けてくれるんだとしたら、”ん~、ちょっとこのグラタン、生だね?”とか。”少し焼こうか?“とか、それくらいは言ってもいいんじゃない?」

―たしかに料理はそうかもしれませんけど。

「でも無意識の当たりの強さを弱めてほしいってことだよね。どうしたら直してもらえるか考えてみようか…こういう率直に思ったこと言っちゃう人って、そもそもあまり考えて言ってないよね」

―考えてないですね。このみゆきさんのお悩みって、彼が言ってくる内容どうこうより、考えなしに思ったことを何でも言ってくるのをやめてほしいってことでしょうね。

「なるほどね。そしたら、常に1拍おく工夫をすればいいんじゃない? 彼にシンキングタイムをいかに与えるかだよね」

―シンキングタイム!

「家庭内BGMは、常にクイズのシンキングタイム音楽を流し続けるっていうのは? なんか考えないといけない空気をつくり続ける!」

―いいですね(笑)。考える癖がつきそう!

「あとは意外とこういう人って、喋るとズケズケ言っちゃうけど、メールとかだとちゃんとしてるってことない? 文章って書く時にちゃんと考えるちゃんと考えるし、脳直でやれないじゃん」

―ありますね!

「だから文章でやりとりするっていうのもいいんじゃないかな。喋るとお互いカッとなっちゃうけど、メールとかラインのほうがやりとりがスムーズにいく相手っているもんね。そういうコミュニケーションも多用していくのも手だよね」