今宵も受け止めますよ
さあ、今週もみなさんやってきました。
お仕事、学校などなど、
日々にお疲れ気味の女子たちの心を癒す連載
【ティモンディ前田裕太の乙女心、受け止めます!】
今宵のテーマは
「ペアルックって恥ずかしいですか…?」
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時々ペアルックをしているカップルを見かける。
その溢れ出る幸せオーラが眩しくて「目がぁ!目がぁあ!!」と視力を奪われる時もあるけれど。
それでも、二人が幸せなら仕方ない。
二人の天空の城の中の話に外野がとやかく言うべきではないのだ。
個人的に妬ましくて見てられない人は心の中で「バルスバルス」と滅びの呪文を唱えるにとどまるのが良かろう。
個人的にはペアルックをすることに何の躊躇いもない。
相手が乗り気なのであれば私も恥じらいを捨ててミッチーとヨシリンになる所存である。
友達だろうが付き合っている相手だろうが、お揃いの格好をして他人から好奇な目で見られたとしても私は別に構わないからだ。
そもそも他人の衣服を見てどうのこうの言う方がおかしいのだ。
おすぎでもないのにファッション云々を語るなど烏滸がましい話。
しかしながら、読者諸姉がペアルックをしたいと云った際に嫌がる殿方もいるだろう。
それでも尚、二人でペアルックを望むのであればドア・イン・ザ・フェイスを使うと良い。
これは最初に難易度の高い要求をして、それは断られた場合に低い要求をすると相手に要求を飲んでもらいやすいと云う交渉テクニックである。
例えば、ペアルックでオフショルダーを二人で着よう!と提案する。
彼に「流石にそれは」と断られた後に、ではTシャツであれば良いでしょう、と提案することで提案を飲み込んでもらいやすくなる手法だ。
ただ、最初の要求を相手が飲んだ場合、お互いがオフショルダーで並んで歩くことになるので、心の傷を負う可能性があるのを心するべし。
また、ペアルックをした場合には、別れた後にもその服は手元に残ると云う点に留意されたい。
あの人と夢の国へ行ったな、とお揃っちにしたTシャツを見るたびに思い出すと、本来癒えるはずの傷もなかなかいなくなってしまう。
処分すれば良い話なのだが、思い出の品は捨てる時も心が痛む。
ペアルックをする前から別れたあとのことを考えるのは如何なものかと云う者もいるだろうが、辛い思いをしたとしても構わない!と思えるような相手とペアになることをお勧めする。
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なになに?
「もっと前田さんに受け止めてほしい」?
乙女たちよ。
今すぐ、溢れんばかりの乙女心をもっと
前田さんに受け止めてもらおうじゃないか!!