人生に欠かせないもの、それは愛。
友情だったり、家族や仲間との絆だったり、愛にも種類はさまざまだけど、女の子たちがやっぱり気になるのは大好きな人との愛なんじゃない?
今、恋をしている人もしていない人も、きっとこれからの人生に気づきを与えてくれる。そんなおすすめの愛の本をご紹介します。
まずは、自分のことを愛そう!
誰でも何かしらコンプレックスってあると思うけど、まずは自分が自分のことを愛するように変わらないときっと愛してくれる人は現れない。そんなメッセージが込められた大人にも子供にも響く作品。
可愛い絵のタッチとクスッと笑える内容に心が温かくなります。
ビッグフェイスくん 著:DAIGO
ビッグフェイス星から地球にやってきた、大きな顔の男の子・ビッグフェイスくんが、顔が大きいことが恥ずかしくなる。博士に頼み、顔が小さくなる”まほうのくすり”を手に入れ、顔が小さくなり楽しい日々を過ごすが…。薬の効き目は3日。¥1,000/ワニブックス
悩みが多い時に読むと心が一気に軽くなる!
周りと比べて結婚に焦ったり、自分にできるのかと不安になったり。他にも、仕事の悩みや親の事、将来の事など人生の折々でふと「私、大丈夫かな」と思うとき、「私の夫はかわいい。」の書き出しで始まるこの本がちょっぴり心を救ってくれる。
結婚エッセイ集とは言っても、全く私的なのろけではなく、まだ結婚していない全然立場の違う読者にも腑に落ちる作品です。
かわいい夫 著:山崎ナオコーラ
日々の暮らし。父との死別。流産。再びの妊娠。さまざまな出来事を通して浮かび上がる、新しい結婚の形。変化していく作家の心を描いた、結婚エッセイ集。西日本新聞で好評だった連載に大幅加筆。挿画は『小さな恋の物語』のみつはしちかこ。¥1,700/夏葉社
「その人だから」愛せるような人生を歩みたい
恋人がいるから幸せとか、結婚したから幸せとか、子供がいるから幸せとかじゃなくて、きっともっと深いところで愛とか幸せってあると思う。でもそれって型にはまってない分、とっても脆いもの。
「男だから」ではなく「その人だから」愛せるような人生を歩んでみたいと思わせる恋愛小説。
きらきらひかる 著:江國香織
妻はアル中、夫はゲイで恋人あり。そんなセックスレスの奇妙な夫婦関係から浮かび上がる誠実、友情、そして恋愛とは…?傷つき傷つけられながらも、愛することを止められないすべての人に贈る、純度100%の恋愛小説。第2回(1992年)紫式部文学賞受賞。¥497(税込)/新潮社
好きな人とも自由に会えないこんなときだからこそ、今は愛について一人でじっくり考えて、次に会えたときはもっと深く相手を愛せたらいいね。