その③ 家具の配置を変えると、空気が入れ替わる

「なかなか家具を手放せない!」という方には、模様替えをおすすめしたいと思います。

私の場合、ハンガーラックが肝でした。やっぱりハンガーにかけつつ、お気に入りの洋服を見せて収納したいというのが本望。そんな願いを叶えてくれるラックですが、気が付けば「かけすぎ問題」を起こしてしまうことも…!

ラックからはアイテムを限定し、これまで置いていた部分とは全く違う場所に移動させると、部屋全体がとても広い印象になりますよ。


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移動のポイントは、「部屋のどこを広くさせたいか」です。

ベッド周りを開けさせて一息つきたい、リラックスしたい。または、出かける前に余裕を持って身支度・ファッションチェックできるよう、ドレッサー付近にスペースが欲しいなど。

普段、なんだか狭くて居心地が悪いという場所に取り掛かってみましょう。

その④ グリーンと共に生活をしてみる

部屋の中に緑があるだけで、部屋全体に良い気が流れます。生命力をおすそ分けしてもらっている気持ちになるんですよね。

あとは、単純に、グリーンやドライフラワーを飾っている部屋ってオシャレでテンションがあがりませんか? 見た目だけでも楽しめるグリーンは、本当に素敵なアイテムです。

そして、「インテリアなのに“育てられる”」という点も、さらに楽しさをUPしてくれます。

これは、特にステイホーム中に体感したことなのですが、水やりをしたり、土の状態を確認して、植え替えたりするのが、とても気持ち良かったんです。

土を触って、匂いを嗅ぐ行為が心身的に良い気を与えてくれたというか…。あと、しっかりケアすればするほど、ちゃんと成長してくれるので目に見えて結果が伴うのも嬉しいですよ。

しかし、それは逆もしかりで、枯れたら結構ショック。

日々のケア不足、またはケアのし過ぎで枯らしてしまった、なんてこともあるわけです(私はサボテンを枯らした前科あり)。

そんな方には、ぜひ、フェイクグリーンをおすすめしたいです。

いつまでも枯れることがなく、形状記憶もされるし、汚れないという素晴らしい代物です。草を噛んじゃうペットがいる方にもおすすめです。

その⑤ 小物を入れて、空いたスペースも活用する

最後は、壁や部屋の一角の空きスペースの活用法をご紹介。

もちろん、何も手を付けなければ広く、すっきりとした印象になります。しかし、それでは少し物足りないという方はポスターや本を飾ったり、ウォールシェルフをつけたりして収納に使うのも手。

ポスターは枠だけ買って、映画のチラシを入れるだけでもOK! 大型ポスターと違って収納時の場所も取らないし、手軽に中身を変えて気分転換できるのでおすすめです。

気に入ったアート本など、棚の中で眠っているものは勿体ないので、表に出してあげて、時々手に取りやすい場所に持ってきてあげましょう。

インスピレーション源に困ったら、映像作品を観てみよう

そもそも部屋のテーマとか、デコレーションや配置の参考になるようなものがない…!

その上、インスタグラムで見つけた写真だと、部屋の一角が写っているだけで全体像や質感が掴みにくい! そんな時は、Netflixで配信されている、インテリア系リアリティショーがとても参考になるのでおすすめです。

『インテリアデザイン・マスター』は、テナントや部屋の持ち主から与えられたお題を、毎話、デザイナーたちで工夫して実現していくコンペショーです。

出題されたテーマを軸に、ガラッと空間の全体像を変えていく様子は、観ているだけで楽しいし、DIYテクもたくさん出てくるので見応え抜群です。

部屋作りは一気にせず、プロセスも楽しんでみて

部屋のリデコレーションをはじめた頃に陥りがちなのですが、「ラグは新品に変えたのでOK! 次は、コーヒーテーブル! はい次は照明!」と、すべてを一気に終わらせようとして、パンク状態になってしまうことが多々あります。

特に、誰からも急かされていないのに「早く揃えなきゃ…!」と、気に入るデザインが見つからないことにイライラしたり。

だけど、素敵な家具との出会いを楽しむこと自体が、部屋作りの醍醐味だということを思い出してもらいたいです。


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少しゆっくりめに、全体像をイメージして、アイテムを追加してみたり、引き算してみたりしながら調整していく。ある意味、一生完成しない。だからこそ楽しいものだと思います。

みなさんもぜひ、この記事を参考に、部屋作りをプロセスから楽しんでみてくださいね。