おタク男子が世のおフェロ女子に物申す!
読者の乙女なお悩みに、バンドマンでおタク男子の彼が思いもよらない変化球で答えます。
恋も仕事もおしゃれも夢も。人生に迷ったらあの人に相談してみよう!
答えてくれるのは、ロックバンド・オワリカラのタカハシヒョウリさん。
↑ミュージシャン時のタカハシさん
↑特撮おタク時のタカハシさん
☆これまでの処方箋一覧はコチラ!
今回は、デートの誘い・誘われ問題について。
できれば断られたくないんです…
デートの誘い方が難しくて、一歩踏み出せません。なんて誘われたら、好きな子じゃなくても行く気になりますか?(miyaさん・25歳)
ーこれは悩む人が多そうですね。一番オーソドックスなパターンで「今度、ご飯いきませんか?」っていうのはどうですか?
「これは僕はNGだな。ぼんやりしてるじゃん、面倒くさく感じる」
ーなんと。即答でした(笑)。
「ある程度打ち解けてればいいけど、最初はめちゃくちゃ美味しいレストランがあるからコレを食べに行こう!みたいに目的がはっきりした誘い方をされるほうがいいな。コレが見たいからココに行こうとか」
ーへぇ。でもそれって、”なんで俺に言ってくるの?”ってなりません?
「そう。興味なかったら断りやすい、っていうのが重要ですよ。たとえばこの映画を見に行こうって言われて、”別に俺それ見たくないからいいや”って言えるじゃん?」
ーいやいや、断られちゃったじゃないですか!(笑)
「ほんとだ!(笑) でもその1回は断られるリスクはあっても、はっきり目的がある誘い方のほうが、誘われたほうの心象としては断然いいと思うんだよ!」
ーあ〜…たしかに、どうしたって断れない誘い方されると、その時点でがっつきすぎてて引いちゃいますよね。
「だからプランがはっきりしていることがまずひとつ。具体的に何するか言われた方がテンションも上がるし」
ーでも、全然好きでもない女の子にいきなり”◯◯見に行こうよ”って誘われたら、タカハシさんは行くんですか?
「うーん、内容にもよるけど…」
ーじゃあ今度、ラグビーの試合見に行きませんか?
「いや、俺はラグビーは興味ないからちょっと」
ーほら。断られちゃった。ダメですよ、これじゃ!
「ダメか(笑)。でももしそれがぼんやり”遊ぼうよ”って言われただけだったら、なんかぼんやりしすぎてて、それは印象にも残らず終わってると思う。断ることでもコミュニケーションにはなってるからさ」
ーコミュニケーション?
「断るにも断りづらい誘い方はまずやめようじゃないか。内容がはっきりしていれば、たとえ断るとしても、あなたに誘われたのがNGなんじゃなくて内容がNGってことだから、再トライがしやすいよね」
ーおぉ〜、それは重要。
「断る側としてもも気を遣いすぎないからいいかな」
ーそうですね。次また内容を変えて誘いやすいし、ジメジメしてなくて気持ちのいい子だなと思われる確率は上がるかも。