ティモンディ前田裕太が今宵も受け止めますよ
ティモンディ前田裕太が今週も皆さんの乙女心を受け止める時間がやってまいりました。
お仕事、学校などなど、
日々にお疲れ気味の女子たちの心を癒す連載、「ティモンディ前田裕太の乙女心、受け止めます!」
今宵のテーマは
「クリスマスの浮かれモードが我々クリぼっちに辛すぎる件」について。
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クリスマスが今年もやってくるぅ、と竹内まりやの声が聞こえる時期になってきた。
普段通り街を闊歩しているとback numberが独り身に寒冬の試練を与えてくる。
危険な季節の襲来だ。
カップルである幸せの押し売り大セールが許容されているこの季節、
寂しさを煽りたてられて過ごしにくい思いをしている読者諸氏も多かろう。
気持ちは分かる。
慰め合おうぜ、同志よ。
都合よく欲求を満たす為に他者と関わり合う短絡的な人間ではないお互いを讃えよう。
なんでこんな道路作ったの?って疑問に思う不便で不可解な道がたまにあるでしょう。
クリスマスだからとくっつく男女はそれと同じ。
後々、大変な思いをするやもしれぬ可能性があるのに、
エイヤー!と勢いで建物を建てて、後手後手で道路を作るからああいうものが生まれる。
恋愛だって、人生に影響を与える事象なのに、理性を投てきして後先考えず気持ちを紛らわせる為に付き合ったりするせいで、
男性に不健全な偏見を持ったり不必要なトラウマや傷を負い、ねじ曲がった道路のような人格が形成されてしまいかねない。
気軽に始まる恋愛の方が案外上手くいったりする場合があるけれど、
寂しいから心の穴を埋める為に相手を求めるのとそれは本質的に違う。
心の穴を埋めるのだとしても、そこら辺にいる粗雑な土ではなく、自分の心に合う質の良いコンクリートを見つけて流し込むべき。
とは言え、私は器の広い紳士である。
人間遅かれ早かれ土に還るのだから、
まあ、イベントで世が盛り上がるのは良しとしよう。
ただカップルでいるのを良しとして、一人孤独に耐える我らが同志に「クリぼっち」などと俗称をつける頓珍漢なオタンコナスがいる。
そのような俗称を広め、同胞を苦しめる人間は国外へ追放するべきだ。
もし私が国会議員となった暁には「独り身に対する迫害行為罪」なる法律を刑法典に加えたい。
過ごしにくい聖夜を過ごす読者諸姉よ、皆の平穏な日常は私が守る。
出馬する予定はないけれど。
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なになに?
「もっと前田さんに受け止めてほしい」?
乙女たちよ。
今すぐ、溢れんばかりの乙女心をもっと
前田さんに受け止めてもらおうじゃないか!!