笑って泣けて、そして刺さる
ゲイ風俗やゲイバーで働いていた経験をコミックエッセイとして投稿し、Twitterで話題のもちぎさんをご存知ですか?
ディープな世界を描きつつも、笑って泣けるエピソードは、性別や世代問わず大きな反響を呼び、フォロワーはなんと59万人!(2021年2月現在)
もちぎさんが切り取るゲイ風俗やゲイバーでの人間模様は、アラサーOLとして過ごす私の心を揺さぶり、ときに癒やしてくれる…もう”面白い”の一言では表せられないほど刺さるのです。
仕事に恋に頑張るar世代の女子にこそ読んでもらいたい、もちぎさんの数ある投稿の中から、今回は厳選した3つをご紹介します。
心の中をプラマイゼロに
ゲイバーに来た、彼氏に「ブス」と呼ばれる女の子の話。 (ツイートのリンクはこちら)
ママの胸に今すぐ飛び込みたい...
彼氏に「ブス」と言われたことを悩む女の子を優しく包み込んだ、ゲイバーのイチガヤママの話。もう包容力がYogiboだよ!
彼氏からに限らず、誰かから言われた何気ない一言をずっと気にしてしまうことってあるけど、「その分良いところをたくさん教えてあげる」と言ってもらえるだけでこんなに救われるなんて...心の中をプラスマイナスゼロにしてくれる場所って貴重だし、素敵だなとしみじみ感じます。自分を大切にしてくれる人を、大切にしたいよね♡
そしてしっかりキンタマを狙っている周りのみんなも最高!デブ呼ばわりしてきた私の元カレのキンタマもぜひ差し出したいです!!!
本気で人を愛するには?
人を嫌うということ。 (ツイートのリンクはこちら)
・・・刺さりすぎて言葉が出ません。
もちぎさんは毒親的な母親を持つ背景があるのですが、ゲイバーのお客さんであるコジョウさんの話は、「別に嫌いになったわけじゃないけど…」と言い訳して別れたことのある人にもガツンと来るのでは?はい、私〜〜!私です〜〜(泣)!
今まで人を嫌わないことは良いことだと思っていたけど、本気で相手と向き合ってない証拠だったんですね。好くのも嫌いのも同じくらいエネルギーが必要なんだ...わかりみが深いです。
「好きな人ができない」とぼやく前に、目の前の人と逃げず関わることが大事なのかも。本気で人を愛するって難しいっ!
自己肯定感は自分を幸せにする
101回、生まれてよかったと言うために (ツイートのリンクはこちら)
笑いと涙ときゅんが一緒に来たよ...
もちぎさんの好きな人である”おじい”と銭湯に行ったときの話。母親から言われた酷い言葉に屈せず、自分で自分を愛し、大切な人のことも愛するもちぎさんは素敵すぎるし、「じゃあ僕が1001回可愛いって言うよ」ってさらっと言えちゃうおじい、少女漫画出身ですか?!キュンです!!!
ついつい自分のことってマイナスに捉えがちだけど、自己肯定感を高く持って生きていくことって大切なんだと気付かされます。
私も今日はお風呂上がりにビールを飲んで、幸せ感じよーっと♡
サクッと読めるのに、面白さとわかりみが詰まったもちぎさんのコミックエッセイ。笑いたいときも何かに悩んでいるときも、一度覗いてみては?
Text:mana(@ma7tune)