本誌ar5月号には、女優の松本まりかさんが初登場! デビューから遅咲きブレイクとなった約20年間のストーリーや、美しい心を持つための哲学論などをお話してくれました。

松本まりか

arweb では恋愛や失恋に対する向き合い方など、更なるプライベートな部分に迫ります!

松本まりか「失恋は身体にも影響する…脳と内臓の関係ってすごいですよね」

―松本さんは、恋愛で失敗したことはありますか?

松本まりか

「もちろん、あります。失恋をすると、とても胸が痛くなるし、感情的になりますよね。昔、失恋で胃痙攣が止まらなくなったことがあるんです(笑)。何かされたわけでもないのに、その人を見て、感情が悲しくなるだけで、身体がこんな風になっちゃうなんて…すごくないですか?脳と内臓って繋がっているんだなと

松本まりか「今悩んでいるとしたら、それはすごく良い状態」

―胃痙攣……! もともと体に影響が出やすいタイプですか?

「どんなに忙しくても風邪とかは一切引かないし、体力的には強いんですけど、極限状態の悲しみや苦しさに出会うと胃がこういう風になっちゃうんです。でも、感性が研ぎ澄まされているこの状態って、結構いいんですよね。人生でこういう状態になることって本当に一瞬しかないから、今を味わおうと思うんです。この失恋をしている感覚の自分と、受けた悲しみ、心も、きっと数ヶ月経ったらこの心の私ではいられなくなっちゃうから。失恋でも、失敗でも、それを受けて感情的になっている状態って、私はとってもいい時だと思うんです。小さいことに感動できるし、感性が豊かになっているし」

枯渇しているからこそ、得られるものがある。だから、今何かに失敗して悩んでいたり、うまくいかなかったり、もがいている人たちがいるとしたら、すごく良い状態だよって伝えてあげたいです。私自身、幸せすぎる日が続くとちょっと良くないんじゃないかと思って、自分からあえて幸せを減らすこともあります(笑)」

松本まりか「幸せなときは、あえて幸せを減らします」

―幸せを増やすのではなく、減らす選択をされるなんて驚きです。最近はどんな幸せを手放されたんですか?

松本まりか

「例えば、昨年の外出自粛期間中。もともと家に一日中いるタイプではないし、人と会うのがすごく好きだから、この時間にすごく人に会いたくなったんですよね。でも、絶対にプライベートで人と会わないことを決めて、外に出ることも自らやめました」

「もちろんコロナ渦というのもあるけれど、ここで誰かに会うという幸せを感じてしまうことで、自分を甘やかしてしまうと思ったんです。でもそのおかげで、自粛期間があけてからのお仕事を走り切ることができました。これからも一瞬一瞬をすごく充実させていきたいなと思っています」

松本まりか「自己肯定感は、全部に対してなくてもいい」

―今、女性の生き方のテーマとして“自己肯定感”が注目されていますが、松本さんが自分自身に自己肯定感のパーセンテージをつけるとしたら?

「うわぁ〜、すっごく難しいなぁ。私、昔から自己肯定感の低い人だから。でも、変わりたいっていう正直な気持ちに全く否定はなくて、肯定しかしていないので、“こうありたい!”っていう自分の気持ちに対する肯定感は100%かな。『外見に対する自己肯定感は?』って聞かれると、一気に低くなっちゃうし、人間って色々良い部分があるじゃないですか。みんな、全部に対して自己肯定感が高いってことはないと思うんです」

松本まりか

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「だからきっと、1人1人、自己肯定感が高い部分を増やしていくっていう作業が大事自分の中に芽生えた、好きだなって思うものや、これは誰にも汚せないっていうキレイな気持ちを積み重ねていくことで、自己肯定感が高まる気がします。もし好きなものがわからないのであれば、嫌いをやめてみることから始めてみると、見えてくるんじゃないかなと思います」

Photo:Toge Yuzo
Hair Makeup:Yoshizaki Sayoko(io)
Styling:Matsushima Akane(io)
Text:Natsumi Takahashi(@spacy72.store)

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