藤井明子「38歳で会社を退職することを決意」スキンケアブランド・FATUITEディレクターのサクセスストーリー

ディレクターを務めるスキンケアブランド「FATUITE（ファチュイテ）」も大人気のモデル・藤井明子さん。彼女のお仕事への姿勢には成功へのヒントがいっぱい！キャリア女子を目指す皆さん、必見です。

透き通るような美肌で“奇跡の40歳”の異名を持ち、ar girlとしても活躍中のモデル・藤井明子。

Instagramのフォロワーは10万人超え！さらに自身がディレクターを務めるスキンケアブランド「FATUITE（ファチュイテ）」は、初回発売後2分で即完売！
今や言わずと知れた大人気インフルエンサーの彼女ですが、実は元々は航空会社に20年間勤務していたという経歴の持ち主でもあるんです。

元会社員、モデル、インフルエンサー、ディレクター……今回は、さまざまな顔を持つ藤井明子の「お仕事」にフォーカス。これまでのヒストリーや今想うことなど、たっぷりと語ってもらいました。

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藤井明子　Instagram：@fujiko0207 　Twitter：@fujiko_0207
1981年2月7日生まれのA型、水瓶座。40歳とは思えない”奇跡の美肌”の持ち主で美容メディアにひっぱりだこ。日頃のスキンケア方法やメイクを発信するインスタグラムのフォロワーは10.6万人。　

藤井明子のお仕事ヒストリー

19歳：航空会社に入社。モデルと会社員の両立生活

「早番は朝4時起き、遅番は24時まで……と、すごく不規則なシフト生活をしていました。そんななかでも遅番前と休みの日はスケジュール的にモデルの仕事が出来ちゃったんですよ。体力的なつらさは、若かったので気が付きませんでした（笑）。
モデル業は純粋に楽しくて、会社員はきついこともあるけどやりがいを感じていたので、どちらも辞めるという選択肢はなかったですね。

職場は女の子が多く女子校ノリだったのですごく楽しくて、人に恵まれていたと思います。1年目、10年目、15年目とできる仕事が全く違って、組織の中でステップアップできるのも面白くて。大変なことも多いけど、問題をひとつひとつクリアしていく小さな成功体験の積み重ねが自信に繋がっていきました。」

38歳：20年勤めた会社の退職を決意

「会社で大きなプロジェクトに関わる機会があり、それを成し遂げて落ち着いたタイミングで辞めようと決めていました。20年間仕事を辞められなかったのは、会社への未練が大きかった。“本当にもうやれることはないのか”と考えて踏み切れずにいたけど、心の底から満足したと思えたので後悔や不安はなかったです。

結婚もして、モデルやインフルエンサー業も軌道にのっていたので、まぁ自分のお小遣いくらいは稼げるだろう……という安心感もありました。」

39歳：モデル・インフルエンサー業をしながら自分を見つめ直す期間に

「会社を辞める直前は、モデルとの両立が忙しすぎて自分に余裕がなくなっていました。退社後は目覚ましをかけずに生活したり、初めてゆっくりお正月を過ごしたり。2年越しの新婚旅行にも行けました。

ただ、そうこうしているうちにあっという間にコロナ禍といわれる状況に……。
撮影やイベントも中止が相継ぎましたが、だからこそ持て余した時間で頭のなかを整理して、自分を見つめ直すことができた気がします。以前からぼんやりと考えていた“もの作りをしたい”という想いが、より強くなっていったのもこの頃です。」

40歳：スキンケアブランド「FATUITE（ファチュイテ）」ローンチ

「実は以前に、ヘアケア製品を作ろうと動いていたんです。コンセプトなども決めていたんですが、尊敬している方に“お前はどうしてスキンケアが得意なのに逃げるんだ”って怒られて。図星すぎたし、私が一番好きで、求められているものはスキンケアなんだと思い直しました。

もの作りをする上で意識しているのは、会社員時代の感覚を忘れないこと。インフルエンサーである今の自分は、仕事上どうしても人より美容にかけるお金も時間も多くなっている。誰もがリアルに使いたいと思えるものを作るため、“あの頃の自分”を常に呼び起こすようにしています。

20年やってきた会社員生活で学んだこと、モデルを続けていたからこそキープできたキレイでいることへのモチベーション、インフルエンサーを長くやっていたから気づけた“ものを作りたい”という気持ち……続けてきたすべてのことに意味があって、今があるのかなと思います。」

大切にしているのは“自分主体”と“楽しむこと”

「20代の頃は会社の愚痴を言うこともしょっちゅう。当時は周りや環境が悪いと他責的な考え方をしていましたが、今思えばそれって一番ダメなパターン。さまざまな経験を経て、今はいい意味で“自分主体”な考え方ができるようになりました。

例えば職場で後輩がミスをすると、責めてしまう人が多いと思います。でも、自分主体だと“この子のミスをどうすれば防げたんだろう”と考える。そういう考え方ができると、何が起きても自分の成長材料になるんです。
インフルエンサー業でも、相手のやり方が気に入らないからやらない…ではなく、別の方法を提案して能動的に動くようシフトしていくことで、お仕事が増えていきました。

今も昔も共通しているのは、何事も楽しむということ。どんな問題も“これをクリアすれば自分のレベルが上がる！”という意識で取り組む、根底の考えはずっと変わらないです。」