透き通るような美肌の持ち主で、モデルとしてもスキンケアブランド「FATUITE(ファチュイテ)」のディレクターとしても大活躍中の藤井明子さん。
2017年には人気ヘアサロン『Garland』のスタイリスト・和久井克哉さんとご結婚。SNSにアップされる愛猫とらおくんとの2人+1匹での生活は、とにかくお洒落で素敵すぎるまさに理想の夫婦像♡
日頃からSNSなどでもよく恋愛相談を受けるという藤井さんに、恋愛観や結婚についてねほりはほり聞いちゃいました。
1981年2月7日生まれのA型、水瓶座。40歳とは思えない”奇跡の美肌”の持ち主で美容メディアにひっぱりだこ。日頃のスキンケア方法やメイクを発信するインスタグラムのフォロワーは10.6万人。
“彼のため”で自分らしさを失わない。大切なのは自然体でいること
「過去の恋愛は……20代前半は特に、思い出したくないですね(笑)。20代の恋愛を振り返ると、上手くいかないことがあると相手のせいにしてばかり。すごく自分勝手だったなと思います。
ただひとつだけ自分を褒めるとすれば、この人とは別れたほうが良いのかな……と感じた時に、“もう次に彼氏ができる気がしないから別れない”というような、自己肯定感の低い考えでお付き合いを続けることは一度もなかったです。
だって、どう頑張ったって地球上の半分は男性。恋愛対象が異性であれば、半分の人間が恋愛対象になるのに、どうして“今の彼かしかいない”なんて思っちゃうの!?って(笑)。」
「年齢を重ねるにつれ、恋愛において相手にあまり多くを求めなくなった気がします。良い意味で期待しないし、期待しないでほしい、みたいな。
“彼のために何かしてあげたい”とか、''もっと彼に好かれたい"っていう気持ちはとってもわかります!ただ、気合いが入りすぎたり、好かれたいあまりに自分らしくいられなくなったりという状態は、その後の自分を非常に苦しめることを知りました(笑)。あくまでも自然体でいられることが一番大切なんじゃないかと思います。
経済力や顔といったスペックに関しても同じ。めちゃくちゃ稼いでいる人だっていきなり会社が倒産するかもしれないし、イケメンだっていつかは崩れていく。永遠が確約されていないスペックにこだわることの無意味さをすごく感じるようになりました。
そうなるとやっぱり大事なのは、どんな時でも一緒にいたいと思える内面や相性。結婚式の誓いの言葉、“健やかなるときも、病めるときも……”って本当にその通りだと思います。」
“結婚して良かった”じゃなく“彼で良かった”
「20代のいわゆる“結婚ラッシュ”といわれる時期には、周りを見て羨ましい、私も結婚したいと思うこともありました。でも、その頃の自分に会えたら往復ビンタで目を覚まさせてあげたいです(笑)
結婚がしたいから結婚するというのは、恋に恋しているのと同じ。相手が見えてないか、ちゃんと見ようとしてないことが多い!違和感があっても目をつぶって「結婚したいから、私が我慢すれば良い!」と思っているんじゃないか、胸に手を当てて考えて欲しいですね(笑)。
今は結婚して良かったというよりも、“和久井さんで良かったな”と思っています。和久井さんとなら、事実婚や同棲でもきっと楽しかった気がする。私たちはたまたま結婚という形を選んだだけで、お互いに一緒にいたいと思う相手であればどのような形でも幸せなのかなと思っています。
結婚生活はとても自然体でいられて、毎日穏やか。喧嘩も本当にしないんです。
ご飯も食べたい時に食べたいほうが作るスタイル。そもそも“家事=女の人がやる”とされている理由って誰も明確に説明できないし、私には意味がわからない。
我が家では、出来る時に出来るほうが出来ることをやる、というだけ。お互いに、“これは相手の役割”と思っていることがない=全部自分の役割と思っているので、どちらかが何かをしてくれたら嬉しいし、自然と“ありがとう”という言葉が出ます。」
恋愛・結婚に悩むar読者にメッセージ♡
「今の若い子たちの恋愛を見ていると、自己肯定感の低い考えや結婚ありきの出会い探しなど、自分のためにやめてほしいことがいっぱい(笑)。
出会いがないと悩む子も多いけど、それって勝手にシャッターを降ろしてるんじゃない?って思います。
例えば、合コンなどの出会いの場でいきなり彼氏や夫候補を探しても、そんな大きな網目のザルで選別して引っかかるわけがない。彼氏を探したって、100回合コンに行っても“出会いがない”に決まってるんです。
結婚相手や彼氏としてでなく、人として好きになれそうかどうかを肩肘張らずに見てみたらどうかなぁと思います。出会いの場には、友達をつくる感覚で行ってみて欲しいです。
でもまず何より言いたいのは、自分がどんなステータスにいたとしても今を楽しんでほしい!彼氏がいないから不幸!とか、結婚したくて焦っている!とかばかり言っている人よりも、仕事や私生活を充実させて楽しんでいる人の方が絶対に魅力的。今を楽しむことこそが、良い恋愛をする一番の近道だと思います。」
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