令和版メイクはおフェロをグッと洗練した純ニョロモン顔へ。

毎日メイクをめいいっぱい楽しむなら「なりたい私」をイメージすることがとっても大切♡

人気HMの福岡さんと中山さんに、毎日メイクマインドを聞いてみました。

森絵梨佳。ar5月号より ブラウス¥6,600/ラグア ジェム(バロックジャパンリミテッド) パンツ¥18,700/ザヴァージンズ ヘアピン¥2,750/ケイティ

「足す」より「生かす」がずっと大切

メイクは50%、気持ちは100%!

メイクが上手な人って、この見極めが上手な人だと思うんです。自分の魅力を知ってるってことにもつながると思う。わかったうえであれこれできたら、それがギャップにもつながるから、自分を知ることってものすごい大きな武器になる。(中山さん)

これで完璧!って思うメイクの4割引いたくらいが好印象。無意識のうちのクセを省くことで、くどさや安っぽさを軽減できるはず。あとは、黒の数を減らすこと。締めずに全部ぼかすこと。締めるなら目じゃなくてリップを。いつも盛りがちなパーツを思い切りガマンするのもアリ。最初は見慣れなくても、1週間続ければ慣れるから思い切って。やりすぎポイントはつくらない。(福岡さん)

譲れないものを全部やめてみる勇気

目指せ!限界突破♡

いつも前髪をおろしてる子は、「おでこを見せるとダサくなるからイヤー!」って思っているよね? でも、その〝いつもと真逆〟っていうのがいいんです! ビューラー命っていう子も、思い切ってカールさせるのをやめてみたり。鏡の中の自分に見慣れないだけで、周りからの評判はいいかもしれない。だから私はモデルさんをメイクする時に、〝勇気がないからイヤ〟って思われそうなことを、すぐにしちゃう(笑)。(福岡さん)

自分の中だけで無理って思わずに、周りの意見に頼ってみよう。ブラウンしか使わない人が、イエローをつけたら劇的に輝くかもしれない。くすんだ茶色で思い切りおしゃれに見えるかもしれない。新しい一歩が新しい自分に出会えるチャンス。どんどん広げなきゃ!(福岡さん)

マスクを気にしない!

リップからメイクしてみて!

今はマスクが欠かせないけど、取るシーンも多いよね? マスクありきのメイクってことに気を取られるんじゃなく、トータルで考えるべき。外した時に、「あれ〜?」っていうギャップが生まれてる人がすごく多いし、完全に気を抜いた顔に見えちゃうから。ただ、肌の厚塗りだけは注意。よれるとメイク直しも大変だよ〜。(福岡さん)

ちょっと濃いめのリップとか手に取るのが難しい時代だけど、あら? 似合う??なんて思えることも。リップからメイクすると顔のバランスが変わってきて、アイメイクの仕方も自然と変わるかも? (中山さん)

メイクに「♡」な気持ちを♡♡

自家発電系ニョロモン女子のススメ

好きな人や周りの人のためのメイクは、どうしても可愛くなっちゃうもの。自分だけのためには頑張れないけど、誰かを想ってメイクするだけで自然といつもより可愛い自分になれるっていうか。特に異性に対する「きゅん♥」な気持ちって、何にも代えられない。かといって周りの好みに合わせる必要はなくて。♥をたくさん詰め込むっていうニュアンスかな。(中山さん)

以前のおフェロは「私を見て!」っていう前のめりな雰囲気だったけど、今は自分から輝いて、自然とその輝きが漏れ伝わっちゃうっていうような、おしとやか系おフェロがいい。それがつまり、ニョロモン。あえての隙間や柔らかさ、クール感などをじんわり漂わせることができたら、それが今の時代の可愛いにつながるはず。女の子は甘さだけじゃない!(福岡さん)

「なりたい私」を心に思いっきり描いて、自分史上最高に可愛い、純ニョロモンへ。

Model:森絵梨佳
Photo:tAiki
Hair Makeup:Nakayama Tomoe、Fukuoka Rei(TRON)
Styling:Yamawaki Michiko (LOVABLE)Text:Tohriyama Natsuko、ar

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