『逃げ恥』や『恋つづ』など、数々の胸キュンドラマを生み出してきたTBSの火曜22時枠。『着飾る恋には理由があって』の第七話を考察します!

第6回:真柴(川口春奈)が、駿(横浜流星)に”口ムニュ”!?

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©着飾る恋には理由があって

なんだこの状況は…?三人で故郷へ

真柴(川口春奈)の故郷で繰り広げられた『着飾る恋には理由があって』第七話は、三角関係にドキドキし、母と娘の親子愛に涙……。「とにかく感情が忙しすぎる!」そんなうれしい悲鳴が上がる素敵な回でした。

「やりたいことはやれ。見たいものは見るんだよ。行け!」という駿(横浜流星)の言葉に背中を押された真柴は、気になっていたランプの買い付けをするため、故郷の初島に向かいます。

しかし、そのランプ工房の主人は、「ネットとかよく分からないから」と提案を拒否。困った真柴が、葉山社長(向井理)にアドバイスを仰ごうとすると、「(ランプを)見たい!今から行きます!」と返信が。(葉山社長フッ軽すぎる、、、)そして、葉山社長が真柴の故郷にやってくるのですが、なぜか駿も初島に上陸していて……。三角関係勃発(?)なカオスな状況に。

​背伸びした恋愛とありのままでいられる恋愛、真柴に必要なのは?

元々、葉山社長に憧れて東京に進出し、インテリアメーカー「el Arco Iris」に入社した真柴。そのことを知っている真柴の母・すみれ(工藤夕貴)は、「娘の恋を応援するぞ!」と言わんばかりに、葉山社長への想いを代弁します。真柴が集めていた葉山社長のインタビューページの切り抜きを見せながら、「あんなに憧れてた会社に勤められて、こうして働かせて貰ってるなんて本当にラッキーな娘です」と。

すると、「いや。ラッキーなのは僕の方です。真柴さんが入社して、広報として一生懸命支えてくれました。会社にとって、とても大事な存在です」と真柴を見て微笑む葉山社長。7年間も想いを寄せていた相手にこんな風に認められて嬉しくないはずがない!いつもは強がって飄々としている駿も、嫉妬が顔に出てしまっていたくらい良い雰囲気の2人。今度こそ葉山社長に揺れるか……?と思いましたが、今回も駿への気持ちは変わりませんでした。

ランプの取引がうまくいかない真柴を手助けするために、わざわざ初島まで来てくれた葉山社長。まずは相手との距離を縮めるために気持ちをほぐしたり、バイヤーとして学ぶところも多く、尊敬できる存在なはずです。けれど、やはり背伸び(=着飾る)をしなければ、葉山社長には届かない。

対して駿は、「何を言ったって嘘っぽくなるでしょ?その代わり、隣にいるよ」と落ち込む真柴の手をそっと握りしめます。真柴にとって、葉山社長は着飾らなければ側に立つことができなかった憧れの存在。けれど駿は、そのままの自分でいることができる相手なのかもしれません。

「この人に認められたい!」と一生懸命努力をして、自分を磨く恋が幸せだと思う人も、もちろんいます。けれど、インフルエンサーとして、常に着飾った姿を見せている真柴にとって必要なのは、自分を鼓舞する存在ではなく、「そのままがいいよ」と横に並んで安心させてくれる恋なのかもしれない。

©着飾る恋には理由があって

駿、初めて真柴に…

「インスタなんかで見るあの子の毎日はすごく楽しそうに見えるけど、無理してるんじゃないかな」と心配するすみれに、駿は「俺はいつも隣で見てるんで、この裏知ってます。裏で一生懸命頑張ってるところ。いつもまっすぐ進もうとしてるところ」と愛おしそうに語り始めます。いつもは、「着飾らなくていい」とアドバイスを送っている駿ですが、「俺にはできない。ちょっと憧れます」と初めて真柴に対する憧れを明かす場面も。

そんな駿を見て、「藤野くんだったんだね。くるみが好きな人」と気付き、「くるみのことよろしくね」と微笑むすみれ。序盤に「くるみ雰囲気変わったね。なんかあった?」と聞くシーンがありましたが、張り詰めていた雰囲気が和らいだ娘の姿を見て、何か察した部分があったのかもしれません。真柴を柔らかい雰囲気に変えたのは、葉山社長ではなく駿であると。

葉山社長は、「京都に行く」と先に初島を出てしまいましたが、駿は真柴と一緒に横に並び、東京のあの家に帰っていく。船に乗りながら、手を繋いで微笑む2人や、いつの間にか寝てしまい寄り添っている姿を見ていると、お互いがお互いの“運命の人”なんだろうなと感じます。真逆で意見が合わないかもしれないけれど、だからこそ新たな発見があるし、認め合うことができる。

©着飾る恋には理由があって

……そんないい感じで終わった第七話ですが、毎話ラストに放送される“駿目線”のカットでは、葉山社長が駿に「(初島に来たのは)真柴に会いに来たのかもしれない。やっと気付けた気がする。君のおかげで」と宣戦布告をするシーンが!! そして、なんと駿の元カノまで登場するようで……。

第八話では、三角関係を通り越し、四角関係の熾烈なバトルが巻き起こるかも?

その前に、ぜひ見て欲しい第七話!見逃した方は、「Paravi」で見返しながら放送を待ちましょう!

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