『逃げ恥』や『恋つづ』など、数々の胸キュンドラマを生み出してきたTBSの火曜22時枠。『着飾る恋には理由があって』の第八話を考察します!

第7話:横浜流星が、川口春奈に対する想いを明かす…

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揺れないヒロインの前に、最強の恋敵!元カノ現る

7年間想いを寄せていた葉山(向井理)が、どれだけ魅力的なアピールをしても、真柴の心は揺れ動かない。ラブコメといえば、“2人の男性の間で揺れ動くヒロイン”が王道ですが、真柴は全く揺れないんですよね。

©着飾る恋には理由があって

このまま最終回まで、2人仲良くいくのかと思ったのも束の間、第八話では、駿(横浜流星)の元カノ・葉菜(山本千尋)の登場により、駿と真柴(川口春奈)の恋に暗雲が立ち込めました。

葉菜は、駿がシェフを勤めていた「Hortensia(オルテンシア)」のオーナーの娘で、自身もホールスタッフとして働き、公私ともに駿を支えていました。およそ2年ぶりに駿と再会し、「どれだけ心配したと思ってるの?あなたは来る義務があると思う」と、新店舗の名刺を渡します。そして、「シェフが入院してしまい、後任が来るまでの2ヶ月間、店を手伝って欲しい」と頼む。

けれど、前に働いていた時、店のスタッフに逃げられ、人と働くのが怖くなってしまった駿。そんな駿が一歩踏み出せたのは、真柴の「もう捨てたら?後悔」という一言でした。

きちんとけじめをつけ、それぞれの道を歩む駿と葉山

何も言わず突然店を辞め、逃げ出してしまったことに対して、駿は心のどこかでずっと後悔を抱いていた。けれど、その後悔を消さない限り、前に進むことはできない。真柴の言葉に感化された駿は、葉菜とその父であるオーナーに頭を下げに行きます。

そんな時、駿の恋敵・葉山も一歩を踏み出していました。何も言わずに突然社長を退任してしまった葉山。社員に向き合い、「皆さんには、ご心配とご迷惑をおかけして、大変申し訳ございません。私は今でもこの会社が大好きで、ここでの18年間は一生の財産です」と頭を下げました。

©着飾る恋には理由があって

駿も葉山も、中途半端に逃げ出してしまった場所と向き合い、しっかりと頭を下げた。そして、駿は再びそのオーナーの下に。葉山は、新しい道を進み始めます。彼らがきちんと向き合うことができたのは、いつも一生懸命に頑張っている真柴の存在があったからかもしれません。

心から応援できない理由は、“元カノの存在”

葉菜に「なんで来てくれたの?別にもうウチがどうなろうと関係ないのに」と聞かれた駿は、「関係あるよ。俺の責任だから。それに、このままだとシャチ(葉山)には敵わない。乗り越えないと、横にいる資格ないからさ」と答えます。

駿が一歩踏み出したのは、真柴のためでもある。葉菜に対してもきちんと彼女がいると宣言しているところを見ると恐らくもう恋愛感情はない。けれど、真柴の立場になってみるとやっぱり辛いですよね。陽ちゃん(丸山隆平)いわく、駿は店で働くと「料理のこと以外、なんも見えへんくなる」らしいのですが、テスト期間は、夜遅くに一瞬帰宅し、再び店に戻る生活を送る駿を真柴は遠くに感じてしまいます。

頑張っている駿を応援したい気持ちはあるけれど、どうしても、“彼の頑張り”と、“元カノの存在”が繋がってしまう。

©着飾る恋には理由があって

物語の後半、真柴が差し入れを持って店に行くシーンがありました。けれど、そこにいる駿はいつもとは全然違う真剣な表情。例えば、それが葉山だったら。一緒に働いてきたから“仕事モード”の顔も知っている。同じ夢を持つことだってできるし、手助けもできる。悩みだって、理解してあげやすいかもしれない。

「いつも近くにいるから、すぐに話せて安心もできたけど、いざ離れてみると、こんなに距離感じるんだって。何か全然違う人みたいな。応援したいのに、何の力にもなれないし」とこぼす真柴に、香子さん(夏川結衣)は「例え結婚したってね、毎日痛感するの。赤の他人だって。でも今は、全て知ろうとしなくてもいいのかなって思えてきて。それでも、知ろうとする努力を続けるんだけどね」と語りかけます。

“知らない”ことがあったって、“知らない顔”があったって、別にいい。ただ、それを“知りたい”と思う気持ちが大切なんだと。

嫉妬がより二人の溝を深く…

「絶対に空けとくから」と言っていた初デートの日。ですが、駿の店に予約が入ってしまいます。「デートのことなら気にしないで」と言う真柴に、「ランチの予約だから約束の時間には間に合う。葉菜にそうやって段取ってもらったから」と答える駿。

自分のことは「マメシバ真柴!」と呼ぶのに、元カノのことは呼び捨てで呼ぶことに、嫉妬する真柴。けれど駿だって、真柴が葉山からもらったキーホルダーを付けていることが気に食わない。お互い想い合っているはずなのに、嫉妬心からすれ違ってしまう。今までだったらとことん喧嘩できたのに、忙しい駿は「揉めてる時間ないから、行くけど」と出て行ってしまいます。

どうして好きなのに、すれ違ってしまうんだろう……。好きすぎてすれ違ってしまう2人を見ていると、もどかしさを感じてしまいます。そして、結局駿は約束の時間に間に合わず、デートのために予約していたレストランへは葉山と一緒に行くことに。

©着飾る恋には理由があって

一歩踏み出したのに、上手く行かない2人の恋。波乱の展開を迎えるであろう次回に備えて、Paraviで今までの回を何度も見返すとしましょう……。

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