ar(アール)の本誌8月号「推し活」に登場してくれたAAAの與 真司郎さん。活動休止を目前とした、今の気持ちを語っていただきました!

「僕が書いた歌詞は、ファンのみんなに向けた手紙」

―アーティスト活動休止前最後のアルバムとなる『THIS IS WHERE WE PROMISE』。ご自身で歌詞を書かれた曲もありましたが、作詞をする上で気をつけたことは?

AAA・與 真司郎

手紙を書くようなイメージで書いた感じですね。特に『This Is Where We Promise』がそうなんですけど、本当の想いが伝わるように書きました。歌詞作りにも慣れていなかったんですが、ファンのみんなに想いを届けたいという気持ちがすごく強くて今回書かせてもらったんですよね」

―まさに、ファンに向けての“ラブレター”のようにも感じるアルバムでした。ちなみに、最後に與さんが手紙を書いたのはいつですか?

僕、結構手紙書くんですよ。最近だとスタッフさんに向けてかな。ソロのアーティスト活動休止を発表したときに色々なことが起こったんですけど、スタッフのみんなが本当に助けてくれて、ファンの方にちゃんと伝わったという形ができたので、ありがとうという思いを手紙に書いてプレゼントと一緒に渡しました

―素敵です! メッセージカードもご自身で選ばれたんですか?
「はい、買いに行きました! 数名の方にあげたんですけど、クリスマスの時期だったのでサンタさんのものだったり、猫が好きな人向けのカードは猫のデザインにしたり、あげる人によって色々と変えましたね

「これからもAAAの與真司郎です、って言い続けたい」

―最近一番響いた、ファンからの言葉を教えてください!

「いっぱいありますけど、これからもファンのみんなに会おうと強く思ったのは、『真ちゃんがいてくれたから今生きてこれています』とか、『AAAの曲や真ちゃんのソロ曲を聴かないと毎日頑張れないから、いてくれてありがとう』という言葉。こんな僕でも、存在を喜んでくれる人がいるなら100から0になるのはダメだし、そう思ってくれるみんなのためにも、自分はこれからも何かを発信していきたいなって思うようになりました」

―ファンにとっては、與さんが人生の一部になっているんですね。

「僕も人生の半分がAAAだったくらい長かったから(笑)。小学生の頃から応援してくれて、今はもう子供が産まれましたっていうファンの方もたくさんいるんですよ。おばあちゃん、お母さん、娘さんや息子さんの三世代で応援してくれていたり。すごくありがたいです。僕にとってもAAAはあって当たり前だったので、未だに休止というのがピンと来ないんですよね。だからこそ、これからも誇りを持って“AAAの與真司郎です”って言い続けたいなと思っています」

「アーティスト活動休止後は、世界中を自由に回りたいな」

―アーティスト活動休止の日に、まずやろうと思っていることはありますか?

AAA・與 真司郎

「とりあえず、世界を回りたいなとは思っていますね。今まで16年間ずっと、2年先までスケジュールが決まっているのが当たり前だったので、いきなり休みができたら1週間前に弾丸でチケットを取る、みたいな感じだったんですよ。だからコロナが落ち着いたら自分が行きたいタイミングで動いて、ここいいな〜と思ったら連泊したり、自由な感じで回りたいですね。行ってみたいのはメキシコ! 友達を訪ねに行ったり、そこでまた新しい友達を増やしたりしていきたいですね」

―それでは最後に、ファンの方に今伝えたいメッセージをお願いします!

「昨年ファンの方と1年間会えないという時期を初めて過ごして、今年改めてトークショーをした時、ファンのみんなの大事さをすごく感じました。アーティストとしては活動休止になってしまいますけど、これからもぜひ応援していただけたら嬉しいなと思いますし、AAAが帰ってくるときにはもちろん僕も帰ってくるので期待して待っていてください!」

Photo:Atsuko Kitaura
Text:Natsumi Takahashi(@spacy72.store)

Hair & Make-up : Mie Mukai
Styling : Taiji Goto (SMB International.)