「むくんだ顔はもう見たくない」生理前のむくみの原因と正しい対策

生理中や生理前はなぜむくみやすいのか

むくみの原因は、生理前に増える黄体ホルモン（プロゲステロン）にあります。
黄体ホルモンは、基礎体温を上げたり、子宮内膜を安定させたり、妊娠に備える重要な役割を果たす一方で、水分や栄養をため込む働きを持つため、生理中や生理前の体をむくみやすくしてしまいます。人によっては、むくみによる体重の増加に悩まされるケースも。

参考：https://www.hiro-clinic.or.jp/nipt/pregnancy-female-hormones/

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生理によるむくみの解消方法５つ

実は、むくみの解消には生活習慣の見直しが効果的。今回は、簡単で実践しやすいケアを５つご紹介します。
正しい知識を身につけ、毎月やってくる７日間を賢く、軽やかに過ごしましょう。

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カリウム、カルシウム、マグネシウムを適切に摂る

水分や塩分を排出する働きのあるミネラルが不足していると、むくみの原因に。カリウム、カルシウム、マグネシウムを食事で補うようにしましょう。

カリウムは、塩分を排出するミネラルの代表。カルシウムは、塩分の排出を促すことに加え、骨を守る働きがあります。塩分の摂取量が多いと、骨がもろくなってしまうため、心当たりがある人は、積極的に摂るようにしましょう。さらに、マグネシウムは、血流を良くする効果も望めます。
これらは、ほうれん草や小松菜のような緑黄色野菜、豆腐や納豆のような大豆製品、海藻やナッツ類に豊富に含まれています。

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筋肉を鍛え、たんぱく質を摂る

筋肉量を増やすことは、心臓に向かって血液を押し戻す力を強くし、血流促進やむくみ予防につながります。
特に「第二の心臓」と呼ばれているふくらはぎを鍛えるのがおすすめです。筋トレや軽い運動をして、たんぱく質を摂ることで、むくみにくい体を作りましょう。
つま先立ちをするだけでも、ふくらはぎの筋肉の運動になります。食器を洗っているときや、シャワーを浴びているときなど「ながら運動」としてトライしてみてください。

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こまめに水分補給する

「水分の摂り過ぎが原因なのでは」と水を飲まないでいると、水分不足になり、体が水分をため込もうとして、余計にむくんでしまいます。
一度にたくさんの水をまとめて飲むと、一時的にむくむこともあるので、少量の水をこまめに飲むようにしましょう。

1日の水分補給量の目安は約1.2ℓと言われていますから、7〜8回程度に分けて水分補給を行うのがおすすめです。

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塩分・アルコールを摂り過ぎない

飲み会の翌朝、顔がむくんでいたことはありませんか？
これは、お酒による利尿作用やアルコールの分解に水分が使われることで、脱水状態に陥ってしまうから。体が水分を蓄えようするだけでなく、脱水でのどが渇き、さらにお酒が進み、結果として水分を摂り過ぎてしまいます。
お酒を飲んでいるときは、チェイサーとして水を用意し、お酒と交互に飲めば、お酒の飲み過ぎと脱水がおさえられます。

また、お酒といっしょに取る味の濃い食事も原因のひとつです。体には、塩分の濃度を一定に保つ機能があります。そのため、塩分を摂り過ぎると体内の塩分濃度を調整するために、ますます水分をため込んでしまいます。
しょっぱいものはお酒には合いますが、くれぐれも摂り過ぎないよう注意しましょう。

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マッサージやストレッチで血行改善

血流が滞り、体が冷えるとむくみやすくなってしまいます。お風呂上がりなど、体があたたまり、心身ともにリラックスした状態でマッサージを行ってみましょう。
また、長時間にわたって同じ姿勢でいるのは避けましょう。デスクワークで同じ姿勢が続くときは、定期的に歩くだけでもむくみを予防できます。他にも、座りながらできるストレッチを取り入れるのもおすすめです。
今回は、デスクやカフェのテーブルの下でこっそりできるマッサージ方法をご紹介します。

①いすに座って足を組む
②ひざを使って圧をかけながら、上に乗せた足を滑らせます。足首から膝の裏にかけて、リンパを流すようなイメージで
③反対側も①②と同様に行う