「SELF LOVE FES」をべっつぃーさんがレポ!

4/22-24の3日間、ラフォーレ原宿で「セルフラブ」にフォーカスしたイベント、SELF LOVE FES(セルフラブフェス)が開催されました。

SELF LOVE FESの各ブランドブース

SELF LOVE FESは、セクシャルウェルネス、フェムテック、マインドフルネス、フィジカルヘルス、アート/カルチャー等をキーワードに、さまざまなSELF LOVEにまつわる気付きを得ることを目的としたイベント。ココロとカラダをととのえるたくさんのサービスや商品が展示・販売されていました。私はセックスコラムニストでセックスアドバイザーなので、イベント内で気になったセクシャルヘルス部門を中心に紹介していきます!

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LimLove(リムラブ)

このイベントのキュレーター、Mutsumi Leeさんが代表を務めるLimLoveのブースでは、デザインがおしゃれでユニークな商品がたくさん並んでいました。

パートナーとのセクシャリティについて話すきっかけになる『SEX TALK CARD』

オリジナルのコミュニケーションカードは、セルフラブを深めるための〈SELF LOVE CARD〉、セックスやセクシャリティについて話すきっかけになる〈SEX TALK CARD〉の2種類。それぞれ50の質問がカードに書かれていて、SEX TALK CARDには「はじめて性的な感覚に目覚めたのはいつ、どんな風に?」「あなたが私に秘密にしているセクシャルファンタジーをひとつ教えて」といった質問が書いてあります。まだパートナーとセクシャルな会話をしたことがない人はそのきっかけに、これからさらに親密さを深めていきたい人にはお互いのことをより深く知るチャンスになりそうですね。

Hanamisui(ハナミスイ)

プライベートゾーンケアに着目し、研究・開発するHanamisuiでは、注射器型のアプリケータで腟内にジェルを注入して洗浄する「インクリア」が紹介されていました。

腟内洗浄の効果があるインクリア。カラフルな見た目も可愛い!

デリケートな腟内はお湯やソープで洗うことができませんが、生理の終わりかけなどの気になる時に、腟内環境に負担をかけずに洗浄できることで人気があります。潤滑ゼリー「RAINBOW23」も同じく注射器型のアプリケータで注入できるので、セックス中の潤い不足に悩む人は直前に使っておくと自然に流れ出てきてよさそうですね。

LOVE PIECE CLUB(ラブピースクラブ)

ラブピースクラブは、ラフォーレ原宿内に店舗を持つセクシュアルプレジャーショップ。最新のプレジャーアイテムだけでなく、月経カップや吸水ショーツなどの月経用品、今話題の腟トレアイテムなど、女性の身体に安全でやさしいものだけが揃っています。

セルフプレジャーアイテム、BE ONE。ファニーな見た目にキュン!

最新のプレジャーアイテムからのおすすめは、ドイツのメーカーFunFactoryのBE ONE。指の間に挟んで使う小型のアイテムです。ポーチに入れて持ち運べるサイズなのに振動は意外にパワフル。指の延長のように身体に滑らせて使うのですが、肌にフィットするなめらかな素材で、うなじや内ももなど身体の色んなパーツに使っても気持ちよさそうです。


iroha(イロハ)

現在ラフォーレ原宿内でポップアップストアをオープン中のirohaのブースも、フェス内でとてもにぎわっていました! プレジャーアイテムとして高性能なのにデザインも可愛くて、自宅に飾りたくなるものばかり。

高性能なのにポップなデザインが多いiroha

私が最近ハマっているのはバスライトとしてお風呂に浮かべることができるUKIDAMA。振動するプレジャーアイテムとして使えるのはもちろん、ライトだけをオンにしてお風呂にぷかぷか浮かべると、ボーッと眺めていられるのでお風呂が癒しの空間になります。

WACOL(ワコール)

ワコールのブースでは、新しい形のリモート接客システム「Ava.COUNSELING パルレ」を体験できるコーナーがありました。アバターと話すことでよりストレスフリーな下着選びができます。

アバダーとのやりとりでストレスフリーな下着選びが可能

お店によっては3Dボディスキャナーを使って体を計測し、ひとりひとりにぴったりの下着の選び方や着用方法を教えてもらえるそうです。写真は私の友人でありラブライフアドバイザーのOliviAさんがアバターに下着の相談をしている様子です。

セルフラブをセクシャルヘルスから始めるのもありかも♡

普段の生活でセルフラブを意識することは少ないですし、SNSでキラキラ輝いた生活を送っている(ように見える)人たちばかり目について、自分が情けなく感じることもあるかもしれません。

そんな生活の中で、今すぐ自分自身を愛することは難しいかもしれませんが、まずはセクシャルヘルスの面からセルフラブを始めてみるのもひとつの手段。自分の身体の構造やしくみを知り、誰もがセクシャルな時間を楽しむ権利があることを知り、リラックスして気持ちよくなる時間を作ってみるだけでも、自分の本当の声に気付くことができるかもしれません。それがセルフラブのきっかけになるのではないでしょうか

※こちらはar webのアーカイブ記事です。